クリック型広告のメリット・デメリット【どれくらい稼げるの？】

ブログ収益化で最もメジャーな収益化方法がGoogle Adesenseなどの”クリック型広告”です。

クリック広告は、アフィリエイトなどの成約報酬とは異なり、広告をクリックされた時点で収益が発生します。クリック型広告を使って、ブログ収益化の最初の一歩であり、「まずはブログで1円でもいいから稼ぐ」という経験をする事が大切です。

この記事ではクリック型広告について以下のことについて解説しています。

この記事を最後までご覧になっていただければ、クリック広告のメリット・デメリットを理解し、クリック広告から収益化をスタートし、最終的に単価の高い収益化にステップアップするためのロードマップを全て理解できるようになっています。

１．クリック型広告とは？

クリック型広告とは【（PPC（Pay-Per-Click）広告】と呼ばれるものであり、簡単にいうと広告がクリックされた回数に応じて広告主が費用を支払う仕組みの広告形式の事を指します。

クリック型広告の仕組み

クリック型広告の仕組みとして以下の特徴があります。

クリック広告の収益化の手順は以下の通りです。

広告審査にさえ通れば、WordPressにコードを埋め込んで、ウィジェットで表示位置を調整するだけなので作業自体は非常に簡単です。

クリック型広告のメリット・デメリット

次にクリック型広告のメリット・デメリットについて解説します。

クリック広告のメリット・デメリットをまとめたものが以下の表になります。

カテゴリ	メリット	デメリット
導入のしやすさ	- 登録・設置が簡単で初心者でも始めやすい	- 規約違反のリスク（例：広告誘導や配置の問題によるアカウント停止）
収益の発生条件	- ユーザーがクリックするだけで収益が発生	- クリック単価が低いため、大きな収益を得るには大量のアクセスが必要
アクセス依存度	- 過去の記事が読まれ続ければ収益が継続的に発生	- アクセス数が少ないと収益がほとんど発生しない
ターゲットの幅広さ	- 幅広いジャンルのブログで利用可能	- ブログのテーマにそぐわない広告が表示される可能性あり
広告フォーマットの種類	- テキスト、バナー、動画など複数の形式から選べる	- 広告が多すぎるとユーザー体験を損ない、離脱率が高くなる
費用対効果	- 高単価ジャンル（IT、金融など）を選べば収益性が向上	- 人気ジャンルでは競争が激化し、CPCが低くなる可能性
収益の安定性	- 定期的な記事更新がなくてもアクセスが続く限り収益が得られる	- 広告収益だけに依存すると、単価変動やプラットフォーム側の仕様変更に大きな影響を受ける

クリック型広告のメリット

クリック型広告のメリットはなんと言っても収益化が簡単にあることにあります。

アフィリエイトなどの成約型報酬であれば、自分の書いているブログ記事にあう商材探しから始めないといけません。またリンクがクリックされたとしても成約に至らなければ報酬は０です。またブログジャンルによっては自分がいいと思う商材がないということもあるでしょう。

ブログ初心者にとって、読者を集める（PVを稼ぐ）ということが最大の壁であるのに、読者教育をしてリンクをクリックさせ、その上商品・サービスの契約をするとなるとかなりハードルが上がります。

集客ページを作り、読者教育ページを作りこみ、CV（コンバージョン）ページに誘導する。

上記のノウハウを学ぶことができれば、月に100万円稼げるようにもちろんなりますが、少なく見積もっても1年はかかるので、それまでにブログを辞めてしまうのが大半です。

ブログ初心者でもブログを始めてすぐに収益化し、成功体験を積めるというのが、クリック広告の一番のメリットです。

クリック型広告のデメリット

クリック型広告のデメリットは”報酬単価”が低いことにあります。

クリック広告の単価相場は１クリック25円前後であり、1000クリックされても25000円程度にしかなりません。副業ブロガーであれば月に5万程度稼げれば十分と思うかもしれませんが、月に100万以上稼ごうと思うとクリック型広告では限界があります。

なぜなら広告をクリックすれば、広告主のサイトに読者が離脱してしまうからです。

広告がクリックされることはいいと思われるかもしれませんが、実は逆です。クリック広告をクリックして離脱した読者の中には、もしかするとアフィリエイト広告をクリックしてくれた読者もいるかもしれません。

読者が何かアクションを起こすということは、読者が他のアクションを起こす可能性がなくなることでもあります。

ブログサイトが成長し、収益化の導線が構築されていくにつれ、クリック広告を表示しない記事が増えるのはそのためです。クリック広告を活用して収益化を始める一方で、最終的にPV当りの単価を高める意識を持っていく事が重要になります。

２．クリック型広告はどのくらい稼げるのか？

ここまでクリック広告とアフィリエイト広告の違いによるメリット・デメリットについて紹介してきましたが、次に「クリック型広告は実際にどの程度の収益が見込めるのか？」について解説したいと思います。

クリック型広告の平均単価と相場

クリック型広告のクリック報酬（CPC: クリック単価）はサイト毎に変わります。

以下の表は【クリック型広告プラットフォームごとの単価相場の一覧表】です。

プラットフォーム	平均クリック報酬（CPC）	特徴
Google AdSense	約10円〜100円（日本）	- 業界最も有名で、収益化の基本 - 高単価ジャンル（例：金融、保険、不動産など）ではCPCが高い
忍者AdMax	約1円〜30円	- 無料ブログサービス利用者にも適している - 全体的にCPCが低い傾向
Zucks Ad Network	約2円〜50円	- スマホ向け広告に特化 - アクセス数が多いサイト向け
A8.net（PPC広告）	約10円〜500円（案件による）	- アフィリエイト広告のPPC案件 - 一部特定案件は非常に高単価

クリック単価が最も高いのがGoogle Adsenseですが、年々審査が厳しくなってきているのもあり、アドセンスの審査に通るまでは上記のほかのクリック広告を使うという選択肢もあります。

またアフィリエイトにもクリック報酬が設定されている案件も存在します。アフィリエイトサイトの審査はアドセンスよりはるかに簡単なので、ブログ記事にクリック広告を個別に埋め込むということも非常に効果的です。

クリック型広告の収益目安の計算方法

クリック広告の収益は【PV数】×【クリック率CTR：Click Through Rate】×【クリック単価】によって計算されます。

クリック率の一般的な目安

クリック率は、広告の配置場所、デザイン、コンテンツの関連性、ターゲット層などによって変化しますが、クリック広告の一般的なCTRの目安が以下の表になります。

広告形式・場所	平均クリック率（CTR）	特徴・解説
Google AdSense	0.5%～2.0%	一般的なブログの場合、約1%程度が多い。クリックされやすい場所で改善可能。
Zucks	0.5%～1.5%	モバイル向けで、エンタメ系やゲーム系ブログではクリック率が高め。
忍者AdMax	0.3%～0.8%	初心者向けで導入しやすいが、CTRは全体的に低め。

クリック広告の収益の見込みの計算方法

クリック広告の収益目安を計算すると以下のようになります。

月に1万PVのブログサイトの場合、アドセンスのクリック率は１％前後なので、クリックの見込みは100クリックで、平均単価の30円をかけると月収益の見込みは3000円になります。大体PV数に0.3をかけた数字をイメージしてもらえればOKです。

ジャンル・条件	1PVあたりの単価（目安）	特徴
一般的なブログ（雑記ブログ）	0.1円〜0.3円	- 広告単価が平均的 - ユーザー層が広いため高単価ジャンルになりにくい
専門的なブログ（金融、保険、不動産など）	0.5円〜1.0円	- 高単価ジャンルのためRPMが高い - 記事内容が専門的でターゲット層が明確
趣味系ブログ（旅行、料理など）	0.1円〜0.5円	- 広告内容に応じて単価が変動 - ジャンルによって収益にバラつきがある
エンタメ系ブログ（ゲーム、アニメなど）	0.05円〜0.2円	- 広告単価が低め - PVは集めやすいが収益効率は低い

月に5万円をクリック広告だけで稼ごうと思うのであれば、月に10万PV以上が必要になる計算になります。

３．ブログ初心者にクリック広告をおすすめする4つの理由

ここまでで「月に10万PV稼いでも、5万円程度しか稼げないのか」と思われたかもしれません。

しかし、それでもブログ初心者にはクリック広告で収益化を始める事をおすすめします。

理由①：収益発生のハードルが低い

アフィリエイトなどをはじめとする成約型報酬は商品・サービスの購入に至らなければ収益が発生しません。

つまり、魅力的なブログ記事を書きつつも、記事内に貼り付けた商品リンクをクリックしてもらえるようなセールスライティングを行っていく必要があります。特にアフィリエイトはセールス臭を匂わせることなく、クリックにつながる文章を書くことが求められます。

なぜなら【営業記事】だと読者が感じればすぐにその記事から離脱してしまうからです。

ブログ初心者がするべきことは「PV（アクセス）を稼げる記事の作り方を学ぶこと」であり、収益化の導線を作る必要がないクリック広告がブログの最初の成長過程において非常に相性がいいということが出来ます。

理由②： 収益化までのスピードが速い

クリック広告は設置すれば、次の日から収益がすぐに発生します。

クリック率は大体１％なので、単純に考えて1000PVのサイトなら月に10クリックが見込めることになります。月に10クリック程度だと収益は月に300円くらいのお小遣い程度にもならない金額なんですが、「今月は0円から1円にすることができた！」・「今月は3桁に出来た！」などの成長を毎月実感できます。

逆にアフィリエイトの成約報酬だと成約するまでずっと0円のままです。ずっと0円でブログを書くモチベーションを維持するのは凄く難しいです。

ブログで成功するための一番の秘訣は継続です。そして継続するには小さな成功を積み上げていく事が重要です。

その小さな成功を積み重ねるために効果的なのがクリック広告による毎月の収益のベストスコアの更新になります。

理由③：記事作成の自由度が高い

アフィリエイトなどの成約型商材はただ記事にリンクを貼り付ければいいというわけではありません。

ブログ記事に合う商材を探してくる必要がありますし、商材に合わせて記事の内容を合わせていく必要があります。つまりアフィリエイト商材を貼り付けるページは「本来書きたいと思えるブログ記事の構成」ではなく、「アフィリエイト商材が売れるブログ記事の構成」にせざるを得なくなります。

そしてアフィリエイト商材はすでにアフィリエイターがブログ記事を書いている場合がほとんどなので、どうしても記事が似たりよったりの構成になってしまい、独自記事が書きづらくなるというジレンマに陥ります。

しかしクリック広告は、ブログ記事の内容に関係なく広告が表示されるため、自由なテーマで記事を書くことが可能です。

理由④：適したジャンルを選びやすい

1つ目のブログサイトで「ブログでの稼ぎ方」を学んでから、2つ目のブログサイトを立ち上げて「多くの収益」を狙いにいくという形が、最短で多くの収益を手にすることの出来るロードマップであると個人的に思っています。

本気でブログで稼ぎたいのであれば、以下のステップでブログを学ぶようにしましょう。

上記を理解していないのに、最短・再効率で収益を上げるブログサイトを作ることは出来ません。

本来は売りたい商材を決めてから逆算してブログサイトを作っていくからです。

しかし上記のことはすべてブログを半年から1年ほど運用して初めて学べることなので、1つ目のサイトはクリック広告のみで、自分が書きたいと思えるジャンルを選べばOKです。

まずはブログ記事を継続して更新できる習慣を身に付ける事が最優先です。むしろここさえクリアできれば、月収1万くらい稼げるようになるので、「本気でブログで稼げるようにチャレンジしてみるか」というマインドを持つ事ができるようになります。

そういったマインド（覚悟）を持つためには小さな成功を収める必要性があるので、自分の好きなテーマで取り組むことができるクリック広告がおすすめということになるわけですね。

４．クリック型広告でおすすめプラットフォーム７つ

クリック型広告のおすすめ７サイトを比較した表が以下になります。

サイト名	主な特徴	料金体系	対象ユーザー層	備考
Google AdSense	世界最大規模の広告プラットフォーム。詳細なターゲティングが可能。	クリック課金型（予算に応じて設定可能）	幅広い業種、特に幅広いキーワードでの集客が必要な企業	WordPressとの連携が簡単。自動広告配置が便利。
忍者AdMax	国内向けの広告プラットフォーム。審査なしで利用可能。	クリック課金型	初心者や少額から収益化を始めたい個人	WordPress用の簡単な設置コードを提供。
A8.net	アフィリエイト広告専用のPPC広告サービスを提供。	クリック課金型	アフィリエイター、個人ブロガー	成果報酬型広告と併用可能。
Amazonアソシエイト	Amazonの商品広告を掲載可能。クリックだけではなく成果型報酬も。	クリック課金型（1円〜）	商品レビュー、物販関連ブログ	WordPressプラグインで広告配置が簡単。
Zucks Ad Network	スマートフォン特化型の広告ネットワーク。インストリーム広告に対応。	クリック課金型	モバイルユーザーが多いブログ運営者	WordPressで簡単にタグを挿入可能。
i-mobile	日本国内向けの総合型広告ネットワーク。スマートフォンやPC向けの広告に対応。	クリック課金型	広告収益化を目指す中小規模のブログ運営者	幅広いフォーマットに対応。WordPressで設置可能。
楽天アフィリエイト	楽天市場の商品広告を掲載可能。成果報酬型との併用も可能。	クリック課金型（報酬額は商品による）	商品レビュー、楽天ユーザー向けのブログ	WordPressで簡単にリンク作成可能なツールあり。

Google Adsense

グーグルアドセンスは、クリック広告で王道ともいえる最も人気のプラットフォームです。アドセンスのメリットは、広告単価が高く、表示される広告の質が高いので、読者にストレスを与える広告になりにくいことにあります。

広告もブログコンテンツの一部になるので、ブログ記事の質を落とさない広告というのはかなり重要な要素になります。

しかし、アドセンスは【審査がかなり厳しい】ことで有名です。

ブログ初心者の方にとって、最初のハードルがアドセンス審査に合格することであり、それまでは他のクリック広告を使うというのが一般的な流れとなっています。

Zucks Ad Network

グーグルアドセンスと組み合わせて利用したいクリックサイトがZucks Ad Networkです。

ザックスはスマホに特化し、アドセンスと組み合わせて使い分けることも多いです。またアドセンスが合格するまでは、【ザックス】と【忍者Admax（後で紹介）】を併用するということも多いです。

アドセンスと併用している方も多いので、クリック報酬メインで収益化を考える場合は、上記2つのサイトを組み合わせて、収益が最大化の組み合わせを考えてみてはいかがでしょうか。

i-mobile

imobileは、ザックス同様、スマホアプリ内広告（アプリ向けクリック広告）に強いクリック広告プラットフォームです。

ザックスはアドセンスの次に審査が厳しく、ザックスに通らない場合は【スマホ広告をi-mobile】でしてみましょう。

スマホユーザーをターゲットにするのであれば、ブログ初心者におすすめのクリック広告サイトになります。

忍者AdMax

PVが少ないブロガーにおすすめなのが忍者Admaxです。

忍者AdMaxのメリットはなんといっても収益化のハードルの低さです。

サイトのアクセス数に関わらず、収益化を今すぐに始められるおすすめのクリック広告プラットフォームになります。

A8net

A8.netは、アフィリエイトサイトになりますが、アフィリエイトにもクリック型報酬が存在します。

有料商品の購入だけでなく、【お問い合わせ】【資料請求】【無料会員登録】など、有料購入だけでなく、無料アクションを読者が実行した時に成果が発生するための案件も多数存在します。

そういった案件であれば、ブログ初心者でも成約報酬でも成果が見込めます。

資料請求などの無料アクションでも、クリック単価よりも多くの報酬を手にする事ができるので、単価を上げる事ができます。

Amazonアソシエイト

アフィリエイト（PPC)のほかにおすすめしたいのが物販系アフィリエイトです。

アマゾンアソシエイトは、Amazonが提供する公式アフィリエイトプログラムで、世界的に利用者が多いのが特徴で、アフィリエイト初心者から上級者まで幅広く利用されています。

ブログでの収益化初心者におすすめのアマゾンアソシエイトですが、カテゴリーによって報酬が異なるので注意が必要です。

報酬率	ジャンル
8.0%	Kindle本・Kindle Unlimited、Amazonビデオ（レンタル/購入）
5.0%	Amazonデバイス（Echo、Fireタブレット、Kindle端末など）、家具・インテリア、ファッション（服・靴・バッグ）、Amazonフレッシュ
4.0%	食品・飲料・お酒、美容・健康、ベビー・おもちゃ、スポーツ・アウトドア、ホーム・キッチン用品、ペット用品
3.0%	書籍（紙の本）、おもちゃ（特定ブランド：LEGOなど）
2.0%	家電・カメラ、PC・パソコン周辺機器、スマホ・タブレット関連商品、自動車・バイク用品、楽器・音楽機材、高額ファッションアイテム（時計・ジュエリーなど）、テレビゲーム（ハード・ソフト）
固定報酬	Amazonプライム会員登録（500円/件）、Amazon Music Unlimited登録（500円/件）

またクッキー期間が短く、24時間以内の購入が対象であることにも注意が必要です。

楽天アフィリエイト

アマゾンアソシエイトと併用しておすすめしたいのが、楽天アフィリエイトです。

楽天アフィリエイトは物品だけでなく、旅行などのサービスも手広く取り扱っています。

楽天アフィリエイト 取り扱い商材一覧

大カテゴリ	具体的な内容
ファッション・美容	衣類、靴、バッグ、アクセサリー、腕時計、化粧品、スキンケア、健康食品、美容家電など。
家電・デジタル機器	テレビ、冷蔵庫、パソコン、スマホ、タブレット、カメラ、家電アクセサリなど。
家具・インテリア	家具、照明、カーテン、インテリア小物、DIY用品など。
日用品・生活雑貨	掃除用品、キッチン用品、バス用品、トイレ用品、収納グッズなど。
食品・飲料・お酒	生鮮食品、加工食品、飲料、スイーツ、お酒（ワイン、日本酒、ビールなど）など。
スポーツ・アウトドア	スポーツ用品、キャンプ用品、登山グッズ、自転車、ゴルフ用品、フィットネス機器など。
ベビー・キッズ用品	ベビー服、子供服、おむつ、ベビーカー、チャイルドシート、子供用おもちゃ・家具など。
ホビー・エンタメ	おもちゃ、ゲーム、フィギュア、楽器、書籍、漫画、DVD・CD、コレクション品など。
ペット用品	ペットフード、ケア用品、おもちゃ、首輪、服、ペット家具など。
車・バイク・自転車	カー用品、バイク用品、パーツ、アクセサリ、自転車、メンテナンス用品など。
旅行・サービス	国内・海外旅行、ホテル予約、レンタカー、航空券、旅行保険などのサービス商品。
金融・教育サービス	クレジットカード、保険、投資サービス、資格取得講座、通信教育、塾・習い事など。
ギフト・冠婚葬祭	ギフトセット、花、冠婚葬祭用アイテム、贈答品など。

楽天アフィリエイトは取り扱い商材が非常に多岐にわたるので、ほぼ全てのブログ記事で紹介する事が可能です。また楽天アカウントを持っていれば、手続きなしで始められて、ブログ記事内で自分が実際に使っている商品のリンクを貼り付けるだけで作業は完了です。

非常に収益化のハードルが低いので、クリック広告と合わせて利用したいサイトになります。

楽天アフィリエイトの利用に関しての注意点として、ポイント付与になるので現金化ができないという点です。

現金に変えたい場合は、もしもアフィリエイトなど、楽天やAmazonと連携しているもしもアフィリエイトの利用をおすすめします。もしもアフィリエイト経由で利用することで、現金報酬やW報酬制度といった直接利用にはないメリットを得られるだけでなく、また、管理画面の使いやすさや、Amazon・Yahoo!ショッピングとの併用機能など、ブログやサイト運営者にとって利便性が高い点も魅力です。

【まとめ】クリック報酬プラットフォーム比較一覧

ここまでご紹介したクリック広告をはじめとするブログ初心者の収益化でおすすめ7サイトをまとめた表が以下です。

広告ネットワーク	メリット	デメリット
Google AdSense	・高精度なターゲティング ・多様な広告フォーマット ・Googleの信頼性	・審査がかなり厳しい ・規約違反のリスク ・低単価の場合がある
Amazonアソシエイト	・高いコンバージョン率 ・幅広い商品群 ・信頼性が高い	・報酬が低い場合がある ・購入者が必要 ・クリック数が重要
A8.net	・幅広い広告主と案件 ・成果報酬型 ・高報酬単価が狙える	・成果が出るまで時間がかかる ・クリック数や質が重要
楽天アフィリエイト	・楽天市場の商品群 ・高コンバージョン率 ・信頼性が高い	・報酬単価が低い ・競争が激しい ・収益化に時間がかかる
忍者AdMax	・日本向けに特化 ・クリック単価が高いことも ・審査がかなりゆるい	・収益化の安定性が低い ・ターゲティング精度が低い ・規約変更が多い
Zucks Ad Network	・日本国内向け特化 ・高クリック単価 ・収益化しやすい	・審査がやや厳しい ・過剰広告が不評 ・ターゲット層が限られる
i-mobile	・高いターゲティング精度 ・多様な広告形式 ・安定した収益化	・モバイルユーザー依存 ・クリック単価が低い場合がある ・日本市場特化

それぞれのサイトに得意・不得意があり、1つのサイトだけを運用するのではなくて、複数のサイトを組み合わせる事がポイントです。

５．クリック広告から成約報酬への切り替えロードマップ

ここまでブログ初心者の収益化としてクリック報酬をおすすめする理由とおすすめのクリック報酬サイトについてご紹介してきました。

最後にブログサイトの収益を増やしていく手順についてご紹介したいと思います。

STEP1：アフィリエイトリンクを貼り付けたページの広告を外す

ブログを書きながらクリック報酬で収益化をすることができれば、50記事に到達するまでは収益のことはあまり考えず、ブログ記事のアクセス数を増やすことだけを目標にしましょう。

アクセス数が増えれば、広告のクリック数が比例していくので収益は増えていきます。

1記事で月に1000以上のアクセスが稼げる記事ができれば、そのエース記事の内容にぴったりとはまるアフィリエイト商材がないかを調べる時間を取るようにしましょう。どれだけ調べてもブログ記事のコンテンツに合うアフィリエイト商材が見つからなければ、そのままでOKです。無理やりアフィリエイト商材のリンクを張る事はNGです。

アフィリエイト商材を貼り付けられそうであれば、アフィリエイトリンクを埋め込み、ブログ記事の個別設定で【自動広告を表示しない】にチェックをいれて、その記事でクリック広告の表示しない設定にしておきましょう。

STEP2：高収益ページに至る導線ページの広告を外す

アフィリエイトリンクを貼り付けた記事の数が増えていけば、次に収益を生み出す記事リンクがついている導線記事の広告を外していきましょう。

その理由は簡単で、単価の低いクリック広告よりも収益を生み出す記事リンクを読者に押して欲しいためです。

アクセス解析を見れば、収益を生み出している記事にどのような経路（ページ）から流入しているかがわかります。グーグルアナリティクスを使いこなせるように勉強しましょう。

クリック広告は収益を生み出さない記事の収益化のために行うものなので、より単価の高い収益ページにつながるのであれば、そちらの導線を優先する事が重要です。

STEP3：収益を生む記事とそうでない記事の違いを見つける

ここまでのステップを経験すれば、収益を作るためにどのような記事を書いていくべきかがある程度わかってくると思います。

ブログ記事の種類としては以下のものが存在します。

結局のところ、副業ブロガーが稼ぐためには2つ目の「単価はそれなりだが、ライバルが強すぎないジャンル」を狙うほうが上手くいきます。

自分が稼ぎやすいジャンルというのは、性格や自分の経験によってかなり影響を受けるので、自分自身で見つけるしかありません。

自分に合うブログジャンルを見つけることこそが、ブログで稼げるようになるための一番の近道です。

STEP4：収益から逆算してコンテンツを設計できるようになる

上記３ステップをすべて経験することができれば、ブログ記事を書いて集客し、読者を教育となる記事を作成し、最終的にどのようなCVページを作成して収益を生み出すのか？というトータルの流れがわかるようになります。

上記の流れを全て理解して始めて”高収益ブログサイト”を作ることが可能になります。

ブログを初めて1つ目のサイトの収益性は正直、期待しないほうがいいです。なぜなら経験していないことはやってみないとわからないことばかりであるからです。

がむしゃらにブログを書いて、クリック広告を導入してみて、アフィリエイトが貼り付けられそうなら貼り付けて、毎月の収益結果を見て、この記事は上手くいった。これは上手くいかなかったという振り返りを積み重ねた先にブログでの稼ぎ方が見えてきます。

最初は誰もが初心者で、まず初心者がやるべきことは収益を0円から1円に変えること。

それが全ての始まりであり、それほど多くは稼げないけど、0円から1円に変える上で初心者でも上手くいきやすいのがクリック広告です。

まずは1円でもいいから収益を生み出してみましょう。次のステップはそれを達成してから後で考えるべきことです。

それが出来たら次にアフィリエイトの成果報酬を生み出すことに挑戦してみましょう。