ブログを初めて書こうとすると必ず以下のような悩みが出てきます。
- ブログ記事を書こうとしたものの何から書けばいいかわからない。
- そもそもブログ記事は何文字くらい書いたらいいの?
- ブログ記事を書いているけれど、これで正しいのかわからない・・・。
- やっと1記事を書き終えたけれど、この記事を読んでくれる人はいるのだろうか・・・。
- ブログネタをみんなどうやって探しているの?書きたいテーマが特にないけど・・・。
ブログサイトをとりあえず立ち上げたものの、実際にブログ記事を書き出すと上記のような様々な悩みが頭をよぎり、ブログ記事を書く手が止まります。
しかし安心してください。最初は誰もが通る道です。
大事なのは【ブログを書きながら学んでいくこと】であり、最初から全て出来る必要はありません。
この記事は”上手なブログ文章をかけるようになるまでの手順とその方法”についてお伝えしています。
この記事を読みながらブログの書き方を1つずつマスターしていきましょう!
1.ブログの書き方の全手順とポイント
ではまずブログを書くという作業の全体像についてお伝えします。
ブログの書き方7STEP
ブログを書く作業は以下の手順で行います。
ブログの書き方7STEP
- ブログ記事のテーマを決める(ネタ探しをする)
- SEOキーワード調査を行う。
- ブログ記事構成を考える。
- ブログ記事タイトルを作成する。
- 本文を書く。
- ブログ記事を公開する。
- ブログ記事をリライトしてアップデートする。
この記事では⑤の【ブログ本文を書く】という部分について詳しく解説しています。
いきなり上記全てをする必要はありません。大事なのは”ブログを書きながら学ぶ”ことであり、まずは「数記事のブログ記事を書いてみる」が目標でOKです。ブログ記事を書くということに慣れた後で、上記の手順を1つずつ学び、上手なブログ記事を書けるようになることに挑戦しましょう。
上記の手順に対応する高品質なブログ記事を書くために必要な知識は以下の記事で説明しています。
当記事と併せて読んでほしい記事
>>【ブログのネタの探し方】ブログに書く事がないを解消する9つの方法
>>検索ボリュームを調べる8つの方法とキーワードボリューム4つの目安
>>ブログ記事構成方法については近日公開予定
読者に読まれるブログ記事を書くための5つのポイント
では次に”ブログ記事を書く上で超重要となる5つのポイント”を説明します。
ポイント①:優先して書くべきブログ記事の決め方
1つ目のポイントは「ブログ記事はどれから書いていけばいいのか」という”優先順位”です。
例えば「ブログ記事の書き方」であれば以下のような疑問が思い浮かびます。
読者の疑問
- ブログ記事数の文字数はどのくらい書けばいいの?
- ブログ記事のタイトルはどのようにしてつければいいの?
- ブログ記事の目次や文章構成はどれがおすすめなの?
- WordPressブログ記事の書き方は?
最短でブログで結果を出すために最も重要な要素は”ブログ記事を書く順番”です。
ブログ記事を書き出すと「これも説明しなきゃ。この説明も入れたい」となってしまって、最終的に「中途半端で論点が定まっていないブレブレのブログ記事」になってしまう事が多いです。
そうならないためには、まずブログ記事の階層をざっくりと決めましょう。
ブログの稼ぎ方>ブログの書き方>ブログ記事のタイトルの付け方
上記のように、大きな枠組みから小さな枠組みへと考えていくことで「まずは”ブログ記事のタイトルの付け方”という記事から書いていくべきだ。」ということがわかります。
ブログ記事を作る優先順位・自分が書かないといけない記事の決め方は以下でご紹介しています。
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ポイント②:ブログを書く前に絶対しておくべきこと
2つ目のポイントは”ブログ記事を書く前に想定読者(ペルソナ)を設定しておくこと”です。
ブログ記事を書く前に以下のことについて考えて見ましょう。
- あなたは、人の意識を変えるために、どのような質問を投げかけますか?
- あなたは、人に説明するときに、どのような具体例を使って説明しますか?
- あなたは、悩んでいる人に、どのような言葉で安心を与えますか?
- あなたは、人に教えるときに、どのように原因と結果を教えますか?
- あなたは、あることを伝える時に、どこまで専門用語を使いますか?
目の前に相手がいる会話であれば、話の流れにあった質問を投げかけ、相手が親しみのある具体例を使って説明し、相手の不安や悩みを聞き、これまでの経緯から原因を分析し、「こうすればいいよ」という解決策を提示する事が出来ます。
目の前のたった1人の読者を想定し、その人が目の前にいると思って文章を書きましょう。
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ポイント③:読者(ペルソナ)にあわせた口調を使う
ブログを書く3つ目のポイントは「どのような口調で書くか?」です。
予備知識が全くない初心者が想定読者であれば、専門用語は出来るだけ控えたほうがいいですし、中級者以上の読者が読むような内容であれば専門用語を駆使し、更に突っ込んだ話題をすべきです。
またメインとなる読者層の年齢・性別・役職によって、親しみやすい文章・専門家としての文章・キャラクターを立たせる文章のどれが最適化を考える事が大切です。
ブログ初心者にとって文体の使い分けは難しいと思うので、素の自分のままでブログを書いた方がいいと思います。丁寧な言葉や賢そうに見える単語を別に使わなくていいです。その代わり、自分だったら「どのような検索キーワードを選ぶかな?」という”キーワード選定”を大事にしましょう。
自分という書き手に共感や興味を持ってもらう読者を集めることができれば、ありのままの自分でブログを書き続けることができます。
ポイント④:ブログ記事はPREP法を意識して文章を書こう
小説や日常会話など一般的な物語の構成として有名なものが”起承転結”ですが、ブログには向きません。
なぜなら、起承転結の文章は”最後まで読まなければ必要な情報が手に入らないから”です。
あるある話やおもしろ画像など、文章自体をエンターテイメントとしている場合は別ですが、読者は調べ物のためにブログ記事を検索していることがほとんどです。そのため「この記事には何が書いてあるか?」という要約(結論)を先に行う文章構成を心がけましょう。
Point (要点・仮説) | ○○において、最も重要なものは□□です。その根拠とやり方を解説します。 |
Reason (理由・根拠) | ○○において、□□が重要な理由は■■です。その理由を今から解説します。 |
Example (事例・具体例) | 例えば、もし○○するなら●●しなければいけません。その時・・・ |
Point (結論・提案) | では最後に○○する際に、おすすめの手順とコツについて解説します。 |
先に結論を放しておくことで、読者は最後まで読まなくても「これからどのような話をしてくれるのか?」という話の展開を予測することができます。その予測が面白い・有用であると思ってもらえれば最後まで記事を読んでもらいやすくなります。
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ポイント⑤:ライバル記事との差別化を図る
ブログ記事は無数にあり、例として【ブログ 稼ぐ】と検索したものが以下になります。
![](http://business-skill-learning.com/wp-content/uploads/2024/02/blog-genre04.jpg)
ブログは【誰に・何を・どのように伝えるのか?】というコンセプトが非常に重要です。
誰にでもあてはまる”抽象的な記事”というものは、逆を言えば”誰にも刺さらない記事”ともいえます。
ブログ記事は最初の記事コンセプトを練るの時点でその記事の方向性がある程度定まってしまいます。以下の記事では、ライバル記事と差をつけるためのキャッチコピーの付け方について解説しているので、是非参考にしてみてください。
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2.読者を惹きつける上手なブログ記事の書き方【5つのテンプレート】
ではここからは具体的な”ブログの書き方のコツ”についてお伝えしていきます。
わかりやすい文章を書くためには”【前文】+【接続詞】+【後文】:2行1接続詞”を心がけましょう。
代表的な文章を5つ紹介します。
①:原因と結果(~だから~になる)
物事を説明する上で欠かせないのが「~なので~だ」や「~だから~になる」といった”原因と結果”の文章です。
例文
●●する際に、□□になることはありませんか?
それは△△を知らず知らずの内にしていることに原因があります。
△△をしてしまうと、○○が■■になってしまい□□することにつながります。
そこで◎◎をするようにしましょう。
そうすると■■が▲▲に変わるので、☆☆にすることができます。
ブログ初心者の人は”結果(~したほうがいいです)とか(~の方法)”をを書くことに意識が向きがちですが、「なぜそうしないといけないのか?」・「そうなってしまうのはなぜか?」という原因部分を丁寧に書くことで、その後に書く結果(解決方法)がより読者に響くようになります。
正しいやり方を説明する前に、よくある失敗例を提示することで「自分が今そのような状態だ!」など読者の共感を得ることができます。
必ず使いこなせるようになっておきましょう。
②:行動と動機(~したのは~だからだ)
上記は物事の因果関係を説明する時に用いられ、人間心理を説明する時は”行動と動機(~したのは~だからだ)”という型を使いましょう。
例文
●●の時に□□してしまうことってありませんか?
それは●●の際に、▲▲のように考えてしまうからです。
どうしても●●が起これば、もしかして□□かも知れないと考えてしまうのは誰にでもあることです。
しかし、○○のように考える事ができればどうでしょうか?
○○のように考えるためには☆☆という考え方が非常に重要になってきます。
☆☆の考え方をこれからご説明します。
人間の行動には必ず動機といった目的が存在します。
何も考えず(無意識としてはあるかもですが)行動する人はほとんどいません。
「なぜそうしてしまったのか?」・「その時どのように考えればよかったのか?」
上記のような行動と動機を丁寧に説明することで、読者を納得させる・腑に落ちる文章を書きやすくなります。
③:仮定と未来(もし~なら~になる)
ブログ記事に訪れた読者のほとんどは「問題あるいは課題を解決したい」・「理想となる夢や目標を達成したい」という”検索ニーズ”を持っています。
いいかえると「今、何かに困っていて、解決するための情報コンテンツを探している」と言い換えることができます。
読者の悩みを解決する際に効果的な文章が”仮定と未来(もし~なら~になる)”です。
例文
○○したいけれど、▲▲になってしまう。□□しているのに、●●だ。
それは◎◎に原因があります。
もしも○○する際に、☆☆ができるようになっていたら、結果は★★に変わります。
なぜなら○○で、△△を意識すれば▼▼できるようになるからです。
今から☆☆を意識するためのコツについてお伝えします。
今は上手く言っていない理由は何で、どのような手順や考え方・行動に問題があって、何をどのように変えていけば未来はより良いものになるのか?
読者に希望や安心を与えるのが、仮定と未来の文章になります。
④:努力と未来(~すれば~を手に出来る)
ブログに関する記事でも「1万PVをいつ達成できますか?」・「最低何記事くらい書いたらいいですか?」、「文字量は最低いくつくらいあればいいですか?」など、目標に関する質問がとても多いです。
なぜなら人は「どのくらい頑張れば成果を手にする事ができるのか?」というゴールを求めるからです。
結論から言うと、文字量は必要な情報が書かれてさえいれば1000文字でもいいですし、10記事でもすべての記事で検索1位をとれれば1万PV行くときもあります。しかし、200記事かいてもいかない人はいかないですし、必要な文字量は記事の内容によって変わります。
上記のことは誰にでもわかることです。時と場合による。これが全てであるからです。
それでも聞きたい。目安や参考事例を教えてほしい。それが人の本質になります。
例文
○○で□□するには、目安として▼▼をどのくらいすればいいですか?という質問をされる人はとても多いです。
あくまで目安に過ぎませんが、初心者であれば○○を目標にしましょう。
なぜその目標であるかという理由は、○○の目標を達成する頃には、△△できるようになることがほとんどであるからです。
一番大事なのは□□をスムーズに出来るようになることであり、☆☆を意識して行動できるようになる事を目指しましょう。
誰だって無駄な努力はしたくありませんし、やりたいと思っていることを行動に移したいけどできない。
読者の背中を押してあげるための文章が「努力と未来(~すれば~になる。)」になります。
⑤:手順と方法(~の順番で~してください)
自分がこれからやりたいと思っていることに対して、アドバイスを受け「なるほど、わかった。」となっても、いざ自分1人でそれをする時「あれ?次はどうしたらいいんだっけ」だとか「簡単だと思ってたのに全然できない」となる事が大半だと思います。
ブログでもそうで、実際に自分でブログ記事を書き出してみると最初は全然筆が進みません。
それはテンプレートやノウハウというものは、ほとんどが抽象度の高い、概念的なものであるからです。
しかし実際には具体的な作業が伴うので「この場合はどうすれば?」とか「そのテンプレートを自分の話に当て込めない」という課題に直面します。
だからこそブログ記事では”可能な限り具体的に細かな手順を書く”ということが重要になります。
例文
- 操作方法を伝える時は、画像やイラストを見ればわかるように工夫する。
- 手順を伝える時は、「これでもか」というくらい細かく工程を分解して教える。
- 話すなどの相手に依存するものは「◎◎の人にはこう。」など、相手に合わせた対処法を細かく書く。
- 状況に応じたアクションに関しては、想定されるあらゆるパターンを想定して文章を書く。
- 方法を伝える時は「◎◎を間違えないように」など、気を付けるポイント・失敗例を併せて書く。
「説明を聞いてもわからない。」のは抽象度が高く、ふわふわした説明になってしまっている事がほとんどです。
良いブログ記事は、100人その記事を読めば、100人が同じ行動を取ります。
「手順・方法」に関するブログ記事を書くときは、”解釈の余地がない細かく指示された文章”を書くことを意識しましょう。
3.読者が読みやすいブログ記事の書き方のコツ
読者に読んでもらえるブログ記事は、文章だけでなく”デザイン”にも気を配る事がとても大切です。
誰でも簡単にすっきりとしたブログ記事が書けるようになる”基本の5つのテクニック”をご紹介したいと思います。
改行を上手く使って画面に余白を作り出す
ブログ記事を書く際は、改行を使って余白を作り出すことを心がける事が大切です。
いまやほとんどの人がスマホでブログ記事を読みます。そのため”小さな画面でも字が詰って見えない工夫”が必要になります。
僕のブログの場合だと1つのブロックは多くても4行を最大値というルールにしています。
改行を上手に使った例
![](https://business-skill-learning.com/wp-content/uploads/2024/06/blog-writing09.jpg)
具体的には上記のように、1行・2行・3行の組み合わせを使って”空白を作り出す”ことを意識しています。
改行を意識するだけで、字が詰らず、すっきりとした画面に見せることができます。
小見出しをうまく活用して読みやすい文章にする
またブログ記事の空間を作り出すテクニックとして”小見出しを上手く使う”というものがあります。
小見出しとは”hタグ”の事を指し、”1つの小見出しにつき、10行以内にまとめる”というルールを意識しています。
小見出しを上手く使った例
![](https://business-skill-learning.com/wp-content/uploads/2024/06/blog-writing10.jpg)
上記のように僕は基本的に小見出しタグ4までを使うことが多いです。
経験上、10行以上の文章となるとメッセージがブレたり、余計な文章を付け足してしまうことが多くなってしまうので、長い文章になりそうであれば、小見出しの階層を増やして分割して書く事を意識しています。
また小見出しタグを上手く使うことはSEO的にもプラスになるので、必ず抑えておきたいテクニックの1つだと思います。
イメージ画像を差し込んで空間に遊びを持たせる
![](https://business-skill-learning.com/wp-content/uploads/2024/06/blog-writing11.png)
ブログ記事を見やすいレイアウトにする上で”イメージ画像の差し込み”は非常に効果的です。
ブログ記事のタイトル直下に置く、アイキャッチ画像だけでなく、上記のように小見出しタグの下に画像を差し込むだけでイメージがガラッと変わります。
僕のブログの場合ですけど、アイキャッチや章タグの直下に使う画像は風景や人物の写真を加工したものを使い、本文中のイメージ画像は上記のようなピクトグラムを使うことが多いです。
ブログの本文中の差込みとして、大きな画像を多用したくないので上記のような使い分けをしています。
ここは好みの部分が大きいので、自分の好みで決めていいと思います。
図解(モデル図)を活用する
ブログ記事をバズらせる上でのテクニックとして効果的なものが”図解(モデル図)”です。
図解とは、以下のような”考え方や手順を1つの絵(モデル)にまとめたもの”を指します。
図解を使った例
![](http://business-skill-learning.com/wp-content/uploads/2024/02/blog-concept01.jpg)
「情報をわかりやすくまとめて、整理する。」ことは、XなどのSNSのツイートをバズらせる上でも非常に効果的で、ブログ記事で作成した図解画像をXに投稿し、「詳しくはコチラの記事で解説しています。」というURLリンクを貼ることでSNSからの流入を増やすことにもつながります。
新規記事の初動のPVを大きく稼ぐ事ができるので、是非とも実践したいテクニックです。
ブロックを上手く活用したデザインを心がける
「ブログ記事のデザインはWordPressテーマによって決まる」といっても過言ではありません。
当ブログであればAFFINGER6というWordPressテーマを使用しています。
WordPressテーマは、それぞれのテーマで独自ブロックというものが存在しており、それを組み合わせるだけで誰でも綺麗なブログ記事を書くことが出来ます。以下のようにボタン操作で好きなブロックを選択するだけなので、ブログ初心者でも直感でカスタマイズできるようになっています。
![](https://business-skill-learning.com/wp-content/uploads/2024/06/blog-writing12.jpg)
他にも記事ページの読み込み速度改善・SEO対策など、様々なメリットが存在するので、「WordPressにはどのようなテーマがあるのか」を知っておく事をおすすめします。
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4.読者がファンになるブログ記事の5つの特徴
ここまで”ブログ記事の文章の書き方”と”ブログ記事のデザインのコツ”についてお伝えしてきました。
最後に、バズる(いいねやブックーマーク)されるブログ記事の特徴についてご説明します。
目次を見ただけで読者の興味を強烈に惹きつける
ここまでブログ記事の書き方のテクニックについてお伝えしてきましたが、ブログ記事の出来は「書き始める前の構想段階で読まれるブログ記事になるかどうか」がすでに決まっています。
「何度も修正し、時間をかけ苦労した記事」と「アイデアが湧き、直感で書いた記事」では、圧倒的に後者の方が上手くいくことが多いです。全然時間をかけず、さらっと書いた記事が当り、魂こめた記事が1PVも読まれない。
そんなことはよくあることで、ブログを書き始める前の構想が非常に重要になります。
面白い記事は目次を見ただけで面白い記事であることがほとんどで「どのような着眼点で、どのように話を展開していくのか?」を最初にまず考える事が大切です。
逆に最初の話の構成さえ固まっていれば、後は勢いで筆が進むので、あまり苦労することなくブログ記事を書き進める事が出来ます。
ブログ記事の話の構成にはテンプレートがあり、記事の種類によって使い分けることができるようになればOKです。近日中にブログ記事での文章構成テンプレートに関する記事の公開を予定をしています。
簡潔でわかりやすい文章を心がける
ブログ記事の文章構成が固まれば、あとはその構成に従い、”簡潔でわかりやすいブログ記事を書くこと”を心がけましょう。
”簡潔でわかりやすい文章”とは、短文であるということではなく、”物事を理解するために必要な事が十分書いてありつつも余計な事が書かれていない文章”の事を言います。
文章を長々と説明するのではなく、「○○においてポイントなのは■■だ。△△する際に●●をすることがないだろうか?もし□□できれば◎◎できるようになる。」と文章と文章がきれいにつながる文章を意識する事が重要です。
簡潔でわかりやすい文章を書くようになるには、必ずブログ記事を何度も音読するようにしましょう。すると「この文章いる?」とか「話いきなり飛んだな」や「この具体例ずれてない?」など無駄な文章・説明が足りていない文章に気づくことができます。
1行書けば音読し、書いた文章を引継いで続きの文章を書く。最後まで書ききれば「その説明なくても理解できるよ?」という文章を削除する。
まずはこれでもかというくらい細かく説明をしていき、その後で削除しても問題のない行を消していく。
これを繰り返せば、簡潔でわかりやすい文章ができあがります。
1記事1メッセージを忠実に守る
ブログ記事を書いていると、どうしても「この話も入れたい」とか「この説明をしたい」など、あれもこれもと欲張るようになります。
しかしそれは絶対にNGで、その理由は、既存の記事との”コンテンツの重複(キーワードカニバリズム)”が起きてしまうからです。
Gogleなどの検索エンジンは「コンテンツの重複」をとても嫌うのでSEO的にその記事だけでなく、これまでに書いた既存記事・これから書く新規記事、そしてサイト全体にペナルティを食らう恐れがあります。
そのため知らず知らずの間に、コンテンツの重複が起きないよう「この記事ではここまでしか書かない」という”イナフ(満足=上限)ポイント”を決める事が大切です。
1記事1メッセージを守るためには、新規カテゴリを作成する際に「このカテゴリでは全何記事書いて、それぞれの記事でどのようなキーワードを狙うか」というコンテンツ設計が重要になり、詳しくは別の記事で開設する予定をしています。
内部リンクを上手く使ってコンテンツを充実させる
ブログ記事は”新規記事を公開すれば終わり”ではありません。
むしろ新規記事を公開してからが腕の見せ所です。
先ほどお伝えしたとおり、1記事で伝えられるのは原則1つだけなので、読者を120%満足させるブログ記事を書くためには、関連記事(内部リンク)の充実が非常に重要になります。
内部リンクとは別記事のURLを貼り付けることをいい、この記事でも「ブログのネタの探し方」や「読者を惹きつけるリード文の書き方」などをはじめ「このブログの本文でブログ記事の書き方に関連する要素ではあるけれど、この記事には書ききれない情報」を内部リンクを埋め込んであります。
ある程度新規記事を書き溜めれば「この部分に関連記事を加えよう」など、”ブログ記事の運用”を意識していきましょう。
”検索表示1位を量産する良質な記事へと変えるリライト方法”については以下の記事でご紹介しています。
関連記事
色やブロックに意味を持たせる
最後に意識してほしいのが”サイトカラー”と”ブロックデザイン”の統一です。
例えば”記事A”と”記事B”でブロックに使っている色味やブロックが異なれば、サイトを巡回して気持ち悪いと感じます。
色やブロックに意味が感じられないからです。
この人は「こういう時にこのブロックを使う。」・「こういう色の使い方をする」というブログ記事の書き方の癖が、その人のらしさを作り出し、そのブログの個性となります。
そのため「関連記事を使う時はこのブロック」・「要約はこのブロック」といったようなブロックの使い分け、「こういう時は青、この場合は赤」など、色にも自分なりの意味を持たせるようにしましょう。
デザインとは綺麗な画面を作るのではなくて「自分なりの意味づけをして、それぞれの要素を関連付けて整理する」ことです。
それができて初めて「自分のブログサイト」というものが完成します。
まとめ
ここまでブログ記事を書くための20のポイントとコツについてお伝えしてきました。
かなり多くの要素が入り混じり、ブログ初心者の方にとっては「ハードルが高い」と感じられた方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、ブログ記事はいつでも修正(リライト)することができます。中途半端な状態で新規記事を公開しても、読者が訪れない(PVが生まれない)だけで、誰も困りません。
なので、まずはブログ記事を書いてみる。そしてこの記事をもう一度見てもらってこの記事を参考に手直しをする。
上記の繰り返しをしていけば、半年から1年後にはこの記事で紹介した全ての事が当たり前に出来るようになっていると思います。
いきなり完成品を作ろうとするのではなくて、少しずつ進めていく。
それが一番大切です。
ブログ記事を書き、ブログの書き方を勉強して、新しい新規記事を書く際に参考し、新たに気付いたことがあれば既存の記事を手直しする。
ブログを続けていけば、必ず成果が出る日が必ず訪れます。