ブログで稼ぐには、ブログを収益化するための仕組みを知り、サイトコンテンツに合ったマネタイズ方法の組み合わせを学ぶ事が大切です。
あなたは何のためにブログを書いている、あるいは、これから書きたいのでしょうか?
趣味ブログで「お小遣いが入ればいいや」というレベルであれば、ただ広告を貼り付けるだけで十分かもしれませんが、この記事をご覧になっている方のほとんどは、月に多くの収益を手に入れることを夢見て、毎日ブログを書いておられるはずです。
アクセスを集めることではなく、収益というゴールをイメージされておられるはずです。
ブログでだけでなく、お金を稼ぐことを目的とするのであれば「ブログで集めたアクセスをどうやって収益に変えるのか」という仕組みを知らなければいけません。
この記事では以下の2つのポイントについてお伝えしています。
この記事でお伝えすること
- ブログで集めたアクセスを収益化する○つの仕組みの紹介
- 1PV当りの単価を高めていく手順と方法
アフィリエイトをただ貼り付けるだけでは収益につながりません。アフィリエイトで稼ぎにくいジャンルであっても、マネタイズの方法を知っていれば収益化は可能です。当記事を最後までご覧になっていただければ、初心者でも出来る簡単な収益化方法から、PV単価を上げていく手順をご理解していただけるようになっています。
難易度別に丁寧に分けて解説するので、最後まで是非ご覧になってみてください。
1.ブログで収入を得る方法は全部で4つ
ブログはあくまで集客ツールであり、単体では収益化することはできません。
集めたアクセスをお金に変えるには、Google Adsenseやアフィリエイトなどの”収益化ツール”と組み合わせる必要があります。
収益化の仕組みとしては大きく4つの仕組みがあります。
ブログで収益を得るには?
ブログの収益を得る方法としては以下の4つの方法があります。
- Google Adesenseなどの広告バナーを設置(クリック報酬)
- 成約時に発生するアフィリエイト報酬(セールス報酬)
- 有料記事などのコンテンツ販売による収益(ビジネス報酬)
- 問い合わせや決済サイト経由の案件受注(案件報酬)
世の中のビジネスは「広告で稼ぐ」、「販売代理をして稼ぐ」、「自分の商品を売る」、「仕事を貰って対価を得る」の4つに分けられます。
そのため、ブログの収益化はアフィリエイトじゃないと駄目、と言うことは一切なく、様々な収益化ツールを組み合わせれば、自分のブログの収益率(1PV当りの単価)はどんどん伸ばしていくことは可能です。
上記4つの詳しいマネタイズ手順は後で詳しく解説します。
ブログの収益化はいつからできるの?
次に収益化に取り組む目安についてお伝えします。
ブログ収益化の記事の目安【何記事くらいで収益化できるの?】
収益化するためには、ブログサイトではなく収益化サイトの審査に通す必要があります。一番審査が厳しいのがGoogle Adsenseで20記事くらい書けば審査に通ると思います。もちろん、ただ書けば通ると言うものではなく、書いた記事がある程度のクオリティである事が条件です。
アフィリエイトであれば、そこまで審査は厳しくなく、10記事くらい書けば大体のところは受かります。
初心者がGoogle Adsenseへの合格を目指すのは「このクオリティで書けばいいのか」という目安になるからです。
20~30記事というのは、収益化サイトの審査を突破するための目安と理解してもらえればOKです。
ブログ収益化はどうやってするの?
ブログを収益化すること自体は初心者でもとっても簡単で、以下の3STEPで簡単に出来ます。
- 収益化サイトのアカウントを作成する。
- 収益化サイトで誘導先ページのURLを取得する。
- URLをブログに貼り付ける。
収益化で難しいのは「サービスや製品を購入したくなるように誘導していくこと」であり、綺麗なバナーや画像の綺麗さではありません。しっかりと読者の事を考えて、買いたくなるような気分にすることができれば、文字だけのテキストリンクでもガンガン成約します。
ブログの収益を上げていくので大切なのは、サイトの綺麗さやデザインではないので、初心者の方でも、読者ニーズをしっかりと調べ、読者が求めるブログを書いていけば、月10万以上は稼ぐことは十分可能です。
2.初心者におすすめしたいブログを収益化する2つの方法
初心者の方は記事を書くことに一杯で、サイトや記事の導線設計なんて考える余裕はほぼないと思います。
まずはアクセスを集める記事を書くこと、書いて記事のアクセス分析を学ぶことに集中し、マネタイズはおまけ程度で考えておくほうがいいです。そこでおすすめなのが「Google Adsense」と「アフィリエイト」です。
ブログ初心者の収益化方法①:Google Adesene
Google Adesense(グーグルアドセンス)とは、サイトや記事のあちこちに自動でつく【バナー広告】であり、その広告がクリックされれば報酬が発生する収益化方法です。
飛んだ先の製品ページでの成約・不成約に関係なく報酬が入り、最適な広告はGoogle先生が自動で考えてくれます。ページの導線に関係ないので、どんなキーワードでブログ記事を書くことができ、「ライバルが少なく、上位表示しやすいネタ」でブログを書くことが出来ます。
ブログジャンルに関係なく、使いやすい収益化ツールです。
クリック型広告だけでのブログ収益化は難しい
クリック型広告は使いやすい収益化ツールですが、その分単価は低いです。
1万PVで大体2500円から5000円程度で、1PV当りの単価で考えると0.25円から0.5円です。初心者であれば1万PVを達成するのに、真面目にやって1年くらいかかるので月3000円×12=年間3万6千円の不労所得にしかなりません。
グーグルアドセンスは、自動で広告を選定してくれる収益化ツールなので、広告配置や内容の最適化によって単価向上も難しいです。
ブログで稼ぐための仕組み②:アフィリエイト
ブログで多くの収益を稼ぐには、PV当りの単価が重要になってきます。
- 10000PV×クリック率(2%)=200人×クリック単価(20円)=6000円
- 10000PV×クリック率(0.5%)=50人×成約率(3%)=1.5人×報酬単価(5000円)=7500円
1はグーグルアドセンス、2がアフィリエイトの計算式になります。
アフィリエイトは記事に貼り付けたリンクをクリックしてもらって、飛んだ先の製品・サービスページの購入(成約)にいたった場合のみ報酬が入る”成功報酬型”の収益化ツールです。
アフィリエイトリンクの平均クリック率は0.5%程度で、飛んだ先の成約率の平均は3%なので、1万PVの読者がいても成約数の月平均は1.5人となります。しかし、報酬の平均単価は高いので、アフィリエイト報酬が5000円程度の場合、クリック報酬を上回る試算結果になります。
多くの収益を得るブログマネタイズの仕組み
上記はあくまで平均の話で、ただアフィリエイトリンクを貼り付けるだけではそこまで多くの収益は期待できません。しかし、読者の興味を集め、読者の要望を満たし、悩みを解決するような記事であればクリック率は10パーセントを越えます。
その場合、制約見込み人数は10%÷0.5%=40倍になり、×5000円で月15万円になります。
例えば、「ブログで稼げるの?」という記事から読者を集められたとしましょう。
上手く内部リンクで読者の興味を刺激し、「初心者でもどれくらい稼げるの?」、「どのサイトでブログを開設すればいいの?」と言ったように成約ページへと最終的にたどりつく構造にする事が重要です。
ブログの収益化の仕組み化とは単にリンクを貼り付けることではない
ブログで多くの収益を得るには、ただ記事を作る、アフィリエイトを貼り付けるでは駄目で、以下の事を考える事が大事です。
- アフィリエイトが貼り付けてあるCVページのアクセスは全部で何PVか?
- アフィリエイトのクリック率は何%か?
- 成約率は何%か?
アフィリエイトが貼り付けていない記事のアクセスが増えてもGoogle Adsense以外の収入が増えることはありません。アフィリエイトが貼り付けるページのアクセスが増えてない限り、収入は増えないので、いかに集客ページから成約ページへと誘導するか、クリック率がどれほどあげられるか?で収益率は大きく変化します。
自分が売りたい製品から逆算して、その商品に興味を持つ見込み顧客を集める事が本来のマーケティングであり、アフィリエイトで稼ぎたいのであれば、まず商材を先に決めてから、それを売るためにどんな記事を書くべきかを考える事が大切です。
3.ブログ中級者のマネタイズ方法
じゃあアフィリエイトにつなげにくい記事・ジャンルではマネタイズすることができないの?と言われれば答えはNoです。
アフィリエイトに限らなくてもそれ以上の収益を得ることは可能です。
ブログ収益化おすすめサイト・ツール3選
ブログ収益化のおすすめツールで有名なのは以下の3つです。
- 有料ブログ記事販売サイト:note
- スキル販売サイト:ココナラなど
- コンテンツ販売サイト:インフォカート
それぞれ詳しく解説します。
ブログマネタイズの仕組み③:ノウハウを体系化して有料記事として販売する
noteというサイトでは、ブログに好きな値段をつけて販売できます。例えばカブトムシ飼育の記事を書いたとします。無料記事としてカブトムシの飼育の手順を書きました。しかし、実際にやってみると「こんな時は?」・「これはどうしたらいいの?」という疑問は湧いてきます。
「コチラのページでは1000匹以上育てて気付いたポイントを更に詳しく書いてあります。」とあればどうでしょうか?
有料記事に誘導する前に「この記事は今まで読んだ記事の中で一番ためになった」と読者が感じていれば「この人の記事なら有料でも買いたい!」と読者に思ってもらえます。ブログマネタイズでも同じで、アフィリエイトと一口にっても、アフィリエイトの成約率を高める記事の構成、内部リンクの作り方など細かく突き詰めれば最終的にノウハウにたどり着きます。
そこまで自分のブログを読み込んでくれた読者は意欲があり、価値がある記事ならば投資をしても良いと思う読者です。
自分の思考を整理し、ノウハウ化できるコツを掴めば、どんな記事であってもマネタイズする事が可能になります。
ブログマネタイズの仕組み④:自分の趣味や特技をサービスにする
ココナラなどのスキル販売サイトでは、以下のように何でも値段をつけて販売することができます。

恋愛や占いなど趣味を活かしたサービスが非常に人気で、発想一つで趣味や特技を活かして多くの収益を得ることも可能です。一番収益を出すコツは、だれもやっていないことをやることです。
アクセスが集まった記事に関するサービスを考えてみて、出品内容を考え、記事にリンクに貼り付けるだけで後は案件が入るのを待つだけです。
出品料は無料なので、リスクはありません。ただ売れなければいつまで経っても購入者が出ないだけです。もし当れば、起業・独立にもつながるので、ブログを書くだけではなくて、ブログの延長上にあるサービスを考えてみることに挑戦してみてはいかがでしょうか?
ブログマネタイズの仕組み⑤:決済サイト
ブログをしている人のほとんどが、「案件を獲得したいけど問い合わせからの料金のやり取りをする自信がない。」また「個人口座なので企業案件が受けられない」という悩みがぶつかります。
そこで使いやすいのが「インフォカート」などの決済サイトです。
決済サイトを使えば、自分の口座を知られることなく料金の振込みが出来、領収書も発行できます。具体的には以下の商材をやり取りする際に使われます。
- コンサルティング・外注案件を受けた際の料金決済
- テンプレートエクセル・営業ツールなどの製品販売
- ノウハウPDFや動画コンテンツなど情報商材の販売
- ブログ記事のライターなど料金掲載サイトとして
基本的に相当アクセスがあるか、実績・専門スキルがないと問い合わせなんか来ません。料金やサービス内容が明確でないと何を売りつけられるか、後でどんな請求が来るかわからないからです。
なので料金がはっきりして、決済の窓口があることは非常に重要です。
副業案件を自分で獲得し、高単価で働くためには決済サイトの利用が必須になってくるので、是非抑えておきたい仕組みです。
まとめ
ブログの収益化といえば「アフィリエイト!」と思われた方が非常に多いです。
しかし、高単価を目指すのであれば、アフィリエイトで人気のジャンルはライバルも多いです。つまり、人気のアフィリエイト周りの記事で上位表示するのは至難の業です。自分の文章力・知識力に相当の自信がない人はやめておいたほうがいいです。
多くの収益を手にする方法としては以下の3つです。
- 競争が少ない、新しいトレンドアフィリエイトを見つける。
- 自分の趣味やこれまでの生き方に関する記事を書き、その延長の有料記事を書く。
- 思いついたアイデアやサービスを作り、それに関する記事を書く。
アフィリエイトとは、個人ブロガーにWEBマーケターとして働いてもらうツールであり、営業の素質がある、営業で成果を出してきた人でないと厳しいです。すでにあるマーケットに後発的に入っていく行為であるからです。激戦区に竹やりで突撃するようなものです。
なので空くまで僕はアフィリエイトは1つの収益化手段としか捕らえていません。
ブログを10記事書けば、アクセスを集める当る記事が出てきます。その記事にアフィリエイトを付けられればラッキー程度の認識で、ほとんどの場合は、その人気記事の延長でどんな有料記事を書こうかなと考えます。
ブログで先行するのは収益ではなくアクセスです。
「○○で稼ぐ」という固定観念ではなく、「○○の記事で人気が出る」という自分の武器を活かす方向で考えるほうが上手くいきやすいです。どんな記事のアクセスが集まったのか、それを収益に変えるにはどうすべきかを毎回考えることは大変ですが、それがブログの面白いところでもあります。