後輩が出来る、部下が出来る、昇進する。
役職が上がれば、年数を積めば、「これもできないといけない」・「これもしてくれ」と様々なことをするようにと要求されます。
- これからは○○の振る舞いが出来る人間になれ。
- 社会人として○○ができなくてはいけない。
- 自分の作業ではなく、他の人への指示や指導が出来るようになれ。
- 現場指揮力を高めて、チーム全体のパフォーマンスを上げろ。
- 他にも○○の業務を加えてやってもらう。
今の仕事に慣れても、次の仕事・課題を与えられ、常にできない・わからないことをやらされると言うのが仕事です。
仕事になれればなれるほど、出来る仕事が増えるほど、与えられる仕事や役割は難しいものになり、他の人と連携しなければいけない、他の人の仕事を管理しなければいけない立場になり、必ず成長の壁「自分が苦手なこと・これまで避けてきたこと」に直面します。
それが嫌だから「昇進したくない」、「今の仕事のままでいい。」と思う人が出てきます。
リーダーになりたくないのは、責任を背負うことよりも「自分では出来ない。荷が重い。」と感じている事が一番の原因であり、その根底には、「自分の性格では難しい役割や振る舞いを求められる立場になってしまう。」という恐怖心理があります。
人には向き不向きがあり、全ての事を1人でする必要はありません。
先輩だから、リーダーだから、○○の役職だから「○○が出来て当たり前」という固定観念がリーダーになりたくない、責任を負かされたくない。昇進したくないという心理を生み出しています。
この記事では、自分を偽らず自分の長所と短所を受け入れ、ありのままの自分を受け入れる「オーセンティックリーダーシップ」という考え方についてお伝えします。
この記事でお伝えすること
- オーセンティック(偽りのない本物の自分)という考え方とは何か?
- 自分の個性を磨き上げるために学ぶべきオーセンティックリーダーシップ5つの特性
- 人生のキャリア(個性)を磨くために必要なたった1つのこと
最後まで読んでいただければ、後輩を持つこと、リーダーになること、昇進することは怖いこと・責任を押し付けられるものではなくて、「今の自分の延長で成長すればいいんだ。」・「自分では出来ないこうあるべき姿を演じなくていいんだ」ということを理解していただけると思います。
1.オーセンティックリーダーシップとは?
あなたは勤務年数が増える、後輩が出来る、昇進することに対してどのようなイメージを持っていらっしゃるでしょうか?
- 後輩の面倒を見なければいけない。
- 新しい業務を押し付けられるかもしれない。
- 今よりも高い目標を与えられるかもしれない。
- 業務量を増やされるかもしれない。
自分は評価された!給料が上がる!と喜ぶのはほんの一握りの人だけで、「自分に出来るだろうか」とか「これまでに経験した事のない仕事をすることに対する不安や恐怖」を感じる人の方が多いです。
誰もが「自分の作業を黙々としていたい」と思っていて、後輩を指導したり、怒ったりするということに対して「できればやりたくない」と思っています。
オーセンティックリーダーシップが注目された背景
どんな会社にも「○○ができる」・「○○を考えられることが出来る」・「○○の業務が出来る」といったような人事考課、業務マニュアルが存在します。
しかし、人間には適正があり、苦手なこと・出来ないことはそれぞれ違います。
にもかかわらず、役職や勤務年数が上がれば、上司の指示・指導、研修によってそれを強制的に求められます。特に日本企業では、オールラウンダー(総合職:ジェネラリスト)な社員が求められる傾向にあり、それが今の昇進したくない若者が増えることにつながっています。
30年間仕事・私生活の両方で、受身に生きてきた人が「これから昇進するから、積極的にコミュニケーションを取るようにしてね」と言われても、人間染み付いた生き方は変えられません。
たかが数時間、数日のリーダー・マネジメント研修を受けたところで、人格・価値観・性格が変わるはずがなく、そこで学んだテクニックやマニュアルを実践したところで付け焼刃に過ぎません。
そういった背景から、偽かけの真似事をするのではなく、自分の長所・短所を素直に受け入れ、オンリーワンの自分だけのリーダーシップを確立する”オーセンティックリーダーシップ”が注目され始めました。
オーセンティックリーダーシップの意味・定義
オーセンティック(authentic)とは直訳すると「正当な・本格な」と訳されます。
わかりやすい例として、ファッションであればその対義語は「トレンド(流行)」であり、流行に惑わされない自分の好きなファッション、自分がにあうファッションを貫き通せる人、
誰かの意見や流行などの環境に左右されない、自分の芯を持っている人が「オーセンティックリーダーシップのある人」ということができます。
定義と対義語
オーセンティックリーダーシップの定義:本物の・自分らしいリーダーシップ
オーセンティックリーダーシップの対義語:レプリカ(上辺だけの偽者の)リーダーシップ
オーセンティックリーダーシップの人物像
ではまず「どのような人がオーセンティックリーダーシップがある人といえるのか?」の人物像をみていきましょう。
オーセンティックリーダーの人物像:わかりやすい例
オーセンティックリーダーの具体例として誰もがイメージしやすいのが、少年誌を代表するワンピースの主人公ルフィです。
少年誌を読んだことがない人に補足すると基本的に男性向け漫画の主人公は一芸に秀でるが、完璧超人が描かれることはほぼありません。ルパン三世のようにどこか抜けている、欠点がある主人公がほとんどです。彼は作中で何度も「自分1人では生きていけない」・「助けてくれ」という事を恥じることなく素直にいいます。
なぜなら「それは自分が頑張ってもできない、誰かに任せる方がいい」とわかっているからです。
リーダーに足りない行動を補おうとメンバーが補佐し、彼の率いるチームは、これ以上ないくらい素晴らしいチームになっています。
オーセンティックな人とは、自分の欠点を受け入れて、周りがいう「リーダーとしてのあるべき姿」に振り回されず、自分は、僕は「こういうリーダーにしかなれない」というありのままの自分を受け入れる事ができる人であると言えます。
詳しく知りたい
リーダーシップとマネジメントは似ているようで全くの別物です。マネージャーの仕事はチームの成果をあげることであり、自分が主導するのか、メンバーに任せるのかはどちらでもいいのです。あらゆる能力を自分が身に付けることは非現実的で、メンバーに頼ることができるほど、自分が出来ないといけないことは少なくなります。
周りを上手く使う能力を磨けば磨くほど、あなたは自分が苦手なこと、やったことのないことでも成果を出せるようになります。詳しくは以下の記事で解説しています。
現実におけるオーセンティックな人とはどのような人か
オーセンティックリーダーとは「部下や後輩に対して、見栄を張らず、できないことははっきりとできない。任せてもいい?助かる!」と自分の弱さをさらけ出せる人です。
自分が出来ないと弱さをさらけだすことで「周りの認識」が変わります。
- ○○さんってこういう人ですよね。
- なので、僕が代わりにやっておきますよ。
- △△なら、○○さんに頼みましょうよ!あの人に任せておけば安心です。
- でも○○さんは、こういうところが頼りになるんで、僕たちは尊敬しています。
- みんなで助け合えているチームなので、この職場でずっと働きたいです!
上司の仕事は、チーム内で解決する最も効率的で効果の高い方法を探す事が仕事であり、誰よりも仕事ができるスーパーマンになることではありません。
ありのままの自分でいるからこそ、弱みを出せるし、部下や後輩も助けよう、支えあおう、という行動ができる。
できもしないのに「いったとおりにしろ」、「口答えをするな」という的外れな指示や指導をする上司や先輩より、成果が出せるのも当然ですよね。
真のリーダーシップとは?
リーダーシップ研修を受ければ「こういった考え方をしましょう」・「こういった行動をしましょう」というテクニック論を学ばされます。
しかし、それを真似たところで、結果は伴いません。
コミュニケーションが苦手な人に「ユーモアのある人になりましょう。」と言ったって、なれるはずがないからです。
本で学べることは全て見せ掛けの偽り”レプリカリーダーシップ”
人はこれまでの経験の延長上でしか成果を出すことが出来ません。
これまでの知人との付き合い方、これまで経験したあらゆること、学んだ知識。そうしたこれまでの積み重ねが「こうすると上手くいくな」という今の自分を形作る暗黙知になります。その暗黙値を学ぶ過程をすっ飛ばして、行動だけ真似ても、そうした生きかたをした本物には勝てません。
自分の中にあるものこそが本当のリーダーシップ
あなたはこれまでに様々なものに見聞きし、体験し、悩み苦しみ、そして喜び、失敗体験と成功体験の両方を積み上げてきました。
「自分がこれまでに人に喜ばれたこと、人に褒められたこと、悲しまれたこと、怒られたこと」という経験の蓄積が今のあなたの個性となっています。
- こうしたら、先輩や後輩に喜ばれた。
- こういうことをしたら、先輩や後輩の仕事がしやすそうだった。
- 僕はこういう話し方をすることが向いていると思う。
- こういう課題なら解決できると思う。
- このような話題の時であれば、アイデアが言えていることが多いと思う。
自分の個性を形作っているのは上記の経験です。それ以外のことは全て蛇足です。
自分の長所を伸ばし、個性を磨き、出来ないことはチームメンバーにやらせる、頼ればいいのです。
参考記事
リーダーシップとはチームで発揮すべきものであり、チームの誰かが出来ていれば、リーダーとして仕事ができていると言えます。
大事なのは、誰が指示したか、リードしたかではなく、好業績チーム・活気のあるチーム作りが出来たかどうかです。
以下の記事では、「良いチームとはどのような姿なのか?」について詳しく説明しています。
チームでリーダーシップを共有するシェアドリーダーシップは、オーセンティックリーダーシップと切っても切り離せない関係にあるので、あわせてご覧になってみてください。
2.オーセンティックリーダーシップ5つの特性
ではあるがままの自分を受け入れ、自分の得意なことで勝負する、自分の個性を磨き上げ、唯一無二のオンリーワンのリーダーシップを確立するというオーセンティックリーダーシップという概念を提唱したのは、ウィリアム・W・ジョージ (William W. George)という人です。
「ミッション・リーダーシップ」という著書で彼は以下の5つの特性を紹介しています。
特性①:目的観 ”自分の目標(自分のあり方を理解している)”
目的というのは、チームの目標のことではありません。
自分はリーダーとして、どのような姿を目指すのか?どのような人だとメンバーに認識してもらうのか?に対する立ち位置の話です。
- 私は、このチームでは、こういった振る舞い・役割を果たしたい。
- 逆に、こういったシーンでは他のメンバーに任せるようにしたい。
- チームメンバーに私がどんなタイプのリーダーであるのか理解してもらいたい。
- 私の欠点をメンバーにも理解してもらいたい、助けてもらえる関係になりたい。
自分はどういったキャラクターとして振る舞い、メンバーをリードしていくのか。そして自分の助けとなる副リーダー(右腕)にはどういう人が必要で、どういったサポートをメンバーに期待しているのか。
リーダーの立ち位置を決めることがチーム作りの第一歩です。
自分が苦手なこと、やらないことを決めるから、それはチームメンバーがすべきこと、助けなければいけないことを決めることになります。
特性②:価値観 ”自分のコアバリューを貫く”
価値観と言うのは、すぐにぐらつくものです。
「自分はこうでないといけない」、「自分はこうしなきゃいけない」など、人は勝手に自分を追い込み、プレッシャーを感じ、「何で自分はこうなんだ」と今の自分を受け入れられません。
だから人に反論されたり、成果が伴わないとすぐに意見や方針を撤回する。別のアイデアに飛びつく。など行動や判断の一貫性がなくなっていきます。
- 前はこういう指示をしたのに、今は真逆の指示でよくわからない。
- こういった事を優先してくれ、といってなかったっけ?
上記のように、意見や目標をころころ変える人の元では、メンバーは振り回され、混乱していきます。
それは自分の中に確固たる芯がないから、自分の長所で勝負しないから、そういった行動のブレが起きてしまいます。
だから、人の真似や又聞きの知識、他人からの受け入りで意思決定をしてはいけないのです。
特性③:真心 ”建前ではなく本音で周囲をリードする”
本の受け売り、建前ではなくて、苦手な部分は周囲を助けてもらい、自分の性格や能力を理解してもらうことで、あなたとメンバーの関係性を凄く強いものになっています。
メンバーに対して、本音で接することができ、反対意見を受けてもとことん話し合う事が当たり前になっていきます。
真心と誠意、情熱という単語がよく経営学やビジネス本で言われるのはそういった理由であり、部下や後輩に対して表面的な優しさや謙虚に接すると言う話ではありません。素直な、ありのままの自分で接するからこそ、相手に伝わるし、相手の心に響くのです。
ただ計算で、相手が喜ぶ話をしたり、行動をとっても、それは見透かされます。
あなたが体験したことのない、心から「そういうことか」と理解したものでない限り、所詮は上辺だけの小手先のテクニックの域をでません。
特性④:人間関係 ”しっかりとした人間関係を築く”
上記でお伝えしたように深い人間関係を築く上で大事なのは、部下や後輩に対して「こう思われたい」・「舐められたくない」という見栄やプライドを捨てることです。
本当に信頼されるリーダーとは以下のような人です。
- 部下や後輩に、素直に相談や悩みを打ち明けられる人
- 部下や後輩にいじられても平気な人。
- 自分より優れている能力があればそれを任せられる人
それが出来ない上司や先輩は、後輩や部下から見て下記の人物であると認識されています。
- 私の意見が正しい。口答えするな。
- 私よりも高い成果を出すな。余計なことをするな。
- 話しかけた内容のみ答えろ。上司が言うことは絶対だ。
実際には上記の事を言う人はいませんが、心の中で、見栄や立場で部下や後輩を支配しようとする人は、内心上記の事を思っていることなんか部下や後輩にはばればれです。twitterを見ればわかると思いますが、陰で言われていることに気付かない裸の王様ほど悲しく、こっけいなことはありません。
人間関係は一方向では成り立ちません。相手の反応に恐れず受け入れる。それが信頼されるリーダーになるための第一歩です。
特性⑤:自己統制 ”自己を律する”
「自己に厳しく振舞う。」というのは実は簡単です。
難しく思われるのは他人から押し付けられたルールを守らなければいけないからです。自分の中に芯があるのなら、それを守るだけなので簡単です。だって普段からしている当たり前のことなんですから。自分で出来ないことを口に出すから「自分の事を棚に上げる」と言うことが生まれるのです。
自己統制とは、あるがままの自分を貫くだけの話です、自分に出来ないことは他の誰かを手本としてもらえばいいだけです。
自分が大切にしていること、得意であること、その芯があれば矛盾は生じません。
出来ない事・得意でないことを見栄を張って、出来ているように見せかけるから自己を律する事が出来なくなるのです。
3.オーセンティックリーダーシップのメリット・デメリット
オーセンティックリーダーシップという考え方は、無理に変わることなく、「あなたの個性のままより良い方向に行きましょう」というものです。
オーセンティックリーダーシップのメリット
仕事をしていれば、やらなければいけないこと・出来たほうがいい事は無限に見つかります。役職が上がれば尚更です。
そこで大事なのは、仕事を任せる・周りに頼る力です。
そうしなければ「あれもやれ・これもやれ」と仕事は無限に増えていき、「これもできていないぞ」と出来ていないことばかりいわれ、いつかつぶれてしまいます。
しかし、絶対に譲ってはいけないこともあります。
それはあなたという存在です。
- 自分はこういう性格だ。
- 自分はこういうことに興味がある。
- 自分はこういう事が苦手だ。
その本当の意味でのあなたを高めるためにオーセンティックリーダーシップを学ぶことは今後のキャリアにつながります。
自分の芯を決めるというのは、やらないこと・任せる事・頼るべきことを決めることと同じであるからです。
自分単体でできる事を増やすより、チーム全体で出来るようになることを考える。
これこそが本当の意味でのリーダーシップです。
オーセンティックリーダーシップのデメリット
オーセンティックリーダーシップという人間の個性を尊重する、理解する、受け入れるという考え方は日本企業で浸透していないのが現状です。
どうしても「○○ができるようになりましょう」とか「○○が考えられるようになりましょう」といった1人の人間にあらゆる能力を詰め込む、総合職教育が人材教育の前提となっているからです。
ベンチャー企業で活気がある・業績が伸びやすいのは、そういった年功序列型の体育会系の上下関係がないことにも起因します。もちろん、老舗の中小企業でも風通しをよくしたり、管理職たちが部下や後輩の意見や行動を褒める、支える行動を重視し、業績を変えられた事例も多数存在します。
ただどうしても「管理職らしく振舞え」とか「管理職候補の能力が低い」と周りを使う能力を一切考慮せず、その人が持つ知識やスキルで評価する傾向が高いのが現実です。
現場レベルであれば、自分が上司であれば後輩や部下が萎縮しないようにフレンドリーに接する。後輩・部下であれば、上司や先輩と何でも話せる人間関係を作ることができれば、オーセンティックな関係を上司や先輩と結ぶことは出来ます。
4.オーセンティックリーダーシップを身に付けるためには
オーセンティックリーダーシップを身に付けるには、以下の3STEPが有効となります。
- 自分の潜在適性を自覚する。
- 自分に向いているスタイルに関する知識を学ぶ。
- 学んだ知識を職場で実践する。
自分の個性や長所は「これだ」とはっきりいえる人は少数派で、自分に向いている・適正を知ることから始めるべき人がほとんどだと思います。
以下の記事では11種類のリーダーシップスタイルに関して紹介しています。
スタイルが違えば、必要な考え方や身に付けるべき能力は当然違います。
まずは以下の記事をご覧になり、自分に向いている潜在適正を見つけ、そのスタイルに関する知識を学び、実践していく事が一番の近道です。
まとめ
オーセンティックリーダーシップとは特別なものに見えますが、言っていることは簡単です。
- 仕事ができるようになればなるほど、与えられる業務や役割は多種多様なものになる。
- 中には、自分が努力しても出来ない、適性がないものもどうしても出てくる。
- そうした業務をいかに上手く周りを頼り、出来ない事をやってもらう事が大切。
- そうすれば、自分が出来なくても、職場の誰かが出来るという状況が出来る。
- 自分がやったことのない業務、苦手な業務でも成果が出せるようになる。
起業家や経営者は常に新しい課題、状況に直面します。
事前にそれを調べ、練習するなんてことはできず、常に手探りで解決方法を模索します。
それでも成果を出し続けられるのは、自分が知らないこと、できないことをそれを調べればできる人を上手に頼り、解決するスキルが身についているからです。
そしてそういったメンバーを獲得するために、自分のキャラクターを磨くことだけに専念しています。
俺にはこれは出来ない。でも、こういった事なら俺に任せろ。
絶対に誰にも負けないたった1つの個性があれば、後は誰かがやってくれます。
1つの長所があれば、他の短所は全て誰かの長所に変わります。
そういった偽らない、あるがままの自分を磨き上げることに挑戦してみましょう。