ブログ運用

【ブログコンセプトの作り方】ブログテーマを決める5つのポイント

ブログ記事を書く前に【これからどのような記事を、どのような視点から、どのように書いていくのか】という”ブログコンセプト(テーマ)”を決める事が重要です。

ブログコンセプトを決めずにブログ記事を書き出してしまうと以下のような失敗が起こりやすくなります。

ブログ初心者のよくある失敗例

  • 読者にとって何のサイトかわからず、ブックマーク・フォローされない。
  • カテゴリ間の相乗効果(シナジー)を生めず、PV数が伸びにくい。
  • メインカテゴリと関係のない記事を後で大量削除することになりやすい。

折角一生懸命書いた記事を削除しなくても済むように、しっかりとブログコンセプトを設計してから、ブログ記事の作成に入る事が重要です。

1.ブログのコンセプト(テーマ)設計が重要な3つの理由

ブログコンセプト(テーマ)を設計しなければいけない理由は3つです。

ブログコンセプトを作る理由3つ

  • 読者にとって何のサイトであるかわからないから。
  • 自分がどうなりたいのかがわからなくなるから。
  • PVが増えても収益につながりにくいから。

それぞれ詳しく解説します。

①:読者にとって何のサイトがわからないから

ブログ記事を書き、読者が訪れ、自分の書いた記事に読者が満足すれば以下の3つの期待が生まれます。

読者が持つ3つの期待

  • 【記事品質への期待】この人の書く記事は面白く、自分好みだ。
  • 【カテゴリへの期待】同じカテゴリの他の記事も読んでみたい。
  • 【ブログサイトへの期待】記事を読んでこのブログサイトのファンになった。

上記の期待を持った読者は、埋め込まれている内部リンク記事やおすすめ記事、関連記事に興味を持ってくれますし、カテゴリタブをクリックし、全体を見渡した後、フォローやブックマークをして再びブログサイトに訪れてくれます。

アクセスを増やしていく上で”リピーター(再訪問読者)”の比率を高めていく事が何よりも重要です。

しかし、カテゴリがバラバラであったり、TOPページへと遷移した先の新着記事の一覧を見たとき「これは何のサイトがわからない」と読者が感じてしまえば、「この人の記事は面白かったけど、自分の求めている情報は書いていななさそうだ。残念。」と再び自分のブログサイトを訪れることはありません。

「このブログは誰に対して、どのような情報を発信するのか」という”TARGET(ターゲット読者)”を決める事が大切です。

雑記ブログのメリット・デメリット

ブログは「ジャンルにこだわらずに書く”雑記ブログ”「あるジャンルに特化した”特化ブログ”の2つに分類できます。

雑記ブログのメリットは以下のものが挙げられます。

雑記ブログのメリット

  • 書きたいと思った記事を思いつけばすぐに記事を書ける。
  • 最新情報やトレンドトピックに柔軟に対応できる。
  • 特定のテーマに縛られないため、幅広い層の読者を集める事ができる。
  • 自分の興味や関心が中心なので、SNSでパーソナルなつながりを持ちやすい。
  • 複数のブログを運用する必要がなく1つのブログサイトで運営が出来る。

逆に雑記ブログのデメリットは以下のものです。

雑記ブログのデメリット

  • アクセス解析をしてリライトをする際に、どの記事から優先的にすべきかを決められない。
  • 検索エンジンは特定のテーマに関連するブログを好むため、SEO対策をしても効果を得にくい。
  • 情報提供ツールとしてのブログサイトのブランディングがしにくい。
  • テーマがバラバラであるので、クローズASPなどの案件依頼が来ない。
  • ブログを運営し続けても、深い専門知識やノウハウが身に付かない。

雑記ブログはバラバラのテーマを扱うので、SEO対策が非常にやりづらいです。

検索エンジンは特定のテーマへの情報蓄積がされているサイトを高く評価する傾向にあるので「掲載順位がなかなか上がらない」・「クローラーが回ってきても競合度が高いキーワードではインデックスすらしてもらえない。」という問題が起きます。

特化ブログのメリット

一方、特化ブログのメリットは以下の5つです。

特化ブログのメリット5つ

  • 特定の分野について記事を書き続けるのでファンを獲得しやすい。
  • 特定の分野の記事を書き続けることで、専門的な知識やノウハウを獲得できる。
  • 特定の分野を書き続けることで、ライバルとの差別化・自分の個性が磨かれる。
  • 自分の記事に共感した企業からオファーがきたり、案件依頼を獲得できる。
  • 特定の分野に特化した記事だけを書くので、SEO最適化を効果的に行える。

②:自分がどうなりたいのかが決まらないから

ブログは数年かけて成長するものです。集まるアクセスだけでなく、それを書く自分自身も含まれます。

誰もがブログを書き始めたころは知識・経験0から始まり、調べながらいくつもの記事を書くことで知識や経験が蓄積されますし、記事が積み重なることで攻略が難しいキーワードでの上位表示が可能になります。

数年後の自分と数年後のブログの姿をイメージすることが重要で、これがブログコンセプトを決める一番重要な理由になります。

ブログをこれから書いていく上で最も重要なこととは?

ブログは「何が書ける」ではなく「将来自分はどうなりたいのか」の方が重要です。

知識や経験、スキルがあれば、最初から質の高い記事をかけるので、あるに越したことはないですが、いずれそのアドバンテージはなくなります。

ブログを書き続けていれば、その分野について様々なことを調べたり、検証したりすることになります。掲載順位を上げるために記事を何度も何度もリライトし、試行錯誤を重ね、読者がどのようなニーズを持っているのか、自分にはどのような文章での表現があっているのか、という自分の個性が磨かれていきます。

その努力の結果が「PV数・収益額」として反映されます。

就職活動と同じでまずは自己分析を行い、そこから自分が目指す方向性(ブログコンセプト)を決めましょう。

多くのブロガーが2つ目のブログサイトを作る理由

SNSでブログ関連の投稿を見ていると「2つ目のブログを作りました」という報告をよく見かけると思います。その理由は「始めた立ち上げたブログサイトは自分の書きたい記事だけを書いた自己紹介ブログになりやすい」からです。

1年くらいかけて100記事ほど書き、アクセス解析をすれば「アクセスを稼げた記事とそうでない記事」・「多くの収益を上げている記事と全く収益が出ていない記事」の違いに多くのブロガーが気づきます。

そうやって自分なりのブログの稼ぎ方というものを学んだ人が「特定の分野に特化した2つ目のブログサイト」を立ち上げるのです。

もちろんブログを複数運用するのも悪い手ではないですが、また一からブログ記事を書き溜めていかなきゃいけないので収益が生まれるのは2年くらい先延ばしになります。そうならないように1サイト目からブログコンセプトをしっかりと決めてから記事を書くようにしましょう。

③:PVが増えても収益につながりにくいから

雑記ブログでは収益を上げにくいのは【「記事と記事」の間でのシナジー(相乗)効果を得にくい】からです。

ブログ記事におけるシナジー(相乗)効果とは

ブログ記事における”シナジー効果”とは【記事と記事の間での関係性の強さ】を意味します。

PVを稼げる記事Aがあるとします。記事Aを見た読者へのアクションとしては2通りのルートが考えられます。

  • アフィリエイトリンクなどが設置された収益記事(CVページ)リンクを貼る。
  • 記事Aと関わりが深い関連(内部リンク)記事へと飛ばす。

ブログサイトの理想的な構造は「どのページに訪れた読者もおすすめ記事を見る内に収益(CV)ページにたどり着くようになっていること」です。

しかし多くの記事は収益ページにつながらないキーワードである事が多いため、まずは関連記事を紹介し、その記事を読んでもらい、またその記事にある関連記事を紹介することで、CVページにたどり着くように誘導していく必要があります。

1つの商材を売るだけでもこれだけの苦労がかかるのに、カテゴリがバラバラであれば収益記事も別々に作らないといけないし、記事と記事の間に関連する要素がなさ過ぎて、関連記事として紹介できない。「記事と記事の間に全くシナジー効果が生まれない」という状況になります。

そして最終的に「結構な記事を書いたのに、上位表示できた記事は少ないし、PV数が上がるだけで収益が増えない!」ということに嫌気がさし、ブログを書くモチベーションを保てずやめてしまうことになります。

収益性の高いブログサイトを作るために重要な導線

ブログ記事は「書きたいから書く」のではなく、「必要だから書く」のです。

最終的に「読者に興味を持ってもらいたい有料コンテンツ・サービス・商品」は何で、そのためにはどのような知識や情報を読者が知っておく必要があり、それに対応する記事を何記事書く必要があるのか?

「ゴール(収益)から逆算してブログを書く」ということは非常に重要で、我武者羅に記事を書いても収益につながらない原因です。

ブログには様々な収益化方法が存在し、必ず抑えておきたい知識となので当記事と併せて読むことをおすすめします。

2.ブログコンセプト(テーマ)の作り方と5つの手順

ここからはブログコンセプト(テーマ)の作り方について解説します。

STEP1:Why:課題の設定「ブログを書こうと思った動機」

ブログコンセプト作りで最初にすべきことは【「なぜそのブログを書こうと思ったのか?」という動機を明確にすること】です。

僕の「ビジネス雑学」というブログを書こうとしたきっかけは「過去の自分を救いたかったから」です。

「就活が上手くいかず、適当な会社に就職して今の会社で昇給や昇進をしたいとも思えない。でも特別なスキルや知識なんてないし、起業するお金もない。だけど時間なら投資できる。」

そういった人たちに対して「今の会社で働きながら、帰社後の時間にスキルアップのための勉強や副業をして、転職・独立・起業につながるような情報をお届けするサイトを立ち上げたい。」と思いました。

これがこのサイトが解決するべき課題であり、ブログの立ち上げの動機です。

他にもブログを書く動機には様々な観点が存在します。

動機の軸ブログコンセプト例
自分の興味自分が実際に購入して使ってみた商品をレビューする口コミブログ
自分の不満「進学塾に通わせて成績が伸びなかった子供」を減らすブログ
自分の生活「外回りをしている男性営業マンが入りやすくて上手いお店」の紹介ブログ
自分の課題「素人でもお金をかけずにできる副業の紹介とやり方」のノウハウブログ
自分の過去「●●する時にこれを知っておけばよかった。」という情報発信ブログ

ブログコンセプトを決める時に一番参考になるのは「自分の喜怒哀楽の感情」です。

「こんな人になりたい。」という願望でもいいですし、「これを知りたい」という今の気持ちや「これに困った」という課題・「苦い過去体験」というネガティブな気持ちから来るものでもOKです。

人によって「どのような感情が強いのか」は様々なので、自分にあった方法でブログコンセプトテーマを決定しましょう。

STEP2:Who:読者の決定「訪れる読者は誰か」

では更に先ほど設定した課題に興味を持つ読者とは一体誰か?を明確にしましょう。

このブログであれば、想定読者を以下のように設定しています。

当ブログの想定読者(ペルソナ)

  • 25歳以上の男性のサラリーマン
  • 仕事終わりと休みの時間を有効活用したいと思っている。
  • 今の現状に満足しておらず、収入を増やしたい願望がある。
  • 副業に興味があり、方法を問わず、ビジネスに高い関心がある。
  • マネジメントやスキルアップに関することに興味がある。

このブログ(ビジネス雑学)は、ブログのことだけでなく、マネジメント(経営学)に関する情報を発信するなど、パッと見れば雑記ブログのように思われるかもしれませんが、どのような記事を書いていくのかの軸は存在します。それが想定読者(ペルソナ)です。

僕は、人によって成功の形は変わると思っているので「今ある会社で昇進・昇給すること」「副業で稼げるようになること」「フリーランスとして会社に縛られない自由な生活をする事」など、成功の定義は様々です。

上記の共通点が「向上心はあるけど、今そのための知識やスキルを持っていない25歳以上の男性」という人物像になります。

想定読者が明確になれば、どのようなカテゴリ・どのような記事を今後、書いていくかが定まっていきます。

STEP3:What:テーマの決定「読者が求める情報」

想定読者(ペルソナ)が定まってくれば、その読者が求める情報がぼんやりと見えてきます。

このブログの想定読者である「現状に満足していない25歳以上の男性」といっても求めるキャリアは違います。それぞれのニーズに合わせて対応するカテゴリを考えると以下のようになります。

想定読者(ペルソナ)想定読者が求める情報
会社で昇進したいと思う人マネジメントやマーケティングに関する経営学の知識・方法
副業で稼ぎたい人お金をかけず出来るネットビジネスに関する知識・方法
転職・生活環境を変えたい人25歳から独学でできる転職先やスキルアップに関する知識・方法

今、会社で昇進したいと思っている人が、これから先もそうであるとは限りません。

結婚して子供が出来れば、通勤時間や自由な時間を欲しいと感じ、転職を希望するように大切なものの優先順位が変わるかもしれませんし、大きな失敗やトラブルによって現状のままではいられないという状況になるかもしれません。

「今まで積み上げてきたものを捨てる。」・「今の環境から抜け出したい。」と考えた時に、上記のような情報が1つのサイトにまとまっていたら、「このサイトをブックマーク(フォロー)しておこう。」と思ってもらえますよね。

このブログは上記の三本の軸でカテゴリを作っていく予定をしています。

STEP4:Genre:ジャンルの選定「カテゴリ名の決定」

ブログテーマを決定する事が出来れば、ブログのカテゴリ名を付け、ブログを書いていく段階になります。

具体的にどのようなカテゴリ名を名づけ、どのようなジャンルの記事を書いていくかを決めていくことになるんですけど、以下の情報を先に知っておくことをおすすめします。

知っておきたい基礎知識

ブログのテーマが決められない理由には、「ブログの収益化の仕組み」や「アフィリエイト商材について知らない」事が原因です。

ブログビジネスについて深く知らない状況で、「ブログテーマを決めろ。」なんて無茶振り過ぎます。

ブログのジャンルによってアフィリエイト単価は全く違ってきますし、アフィリエイトがないジャンルでも別の収益化の仕組みを使えばいいだけです。ブログカテゴリの決定は、様々な観点から総合的に考える必要があります。ブログをこれから運営していく上で、知っておかないといけない基礎知識を学べば、ブログテーマを決めやすくなります。

STEP5:How:スタイルの決定「文章の表現方法」

ブログのカテゴリ(ジャンル)を決定し、ブログ記事を書く段階に入る前に最後にやっておくべきことがあります。

それは「どのようなスタイルで文章を書いていくのか?」という”キャラ付け(ブランディング)”です。

ブログ記事を読んでいると「誰が書いたか」が一目でわかるようになります。

ブログ記事のらしさを感じる要素

  • 好んで使う単語や例え話。
  • 挿入する画像のチョイス。
  • よく使う言い回しや話の展開の仕方。
  • 多用するブロック。
  • ブログ全体で使う色。

このブログでは25歳以上の社会人男性に共感してもらえるように、言葉を崩しつつも専門用語を織り交ぜるようにしています。「言葉や話し方はフレンドリーなんだけど、この人は専門知識を沢山持っていそうだとか、仕事が出来そう。」というイメージを与えるような”自分に親身になって教えてくれる仕事の出来る会社の先輩”というキャラを演出するようにしています。

どのようなブロックを、どのような色で、どのような基準で使用するのかといったデザインルールを決めているので、「この記事とあの記事とで使うブロックが違うとか」、「色に統一感がない」という無意識に感じる気持ち悪さをなくすことにも気を使っています。

このブログではAFFINGER6というWordPressテーマを使っているんですけど「柔らかく清潔感がありつつも、洗練されている」という事を演出することにつながるという理由でこのWordPressテーマを購入しました。

ブログ記事のデザインも、読者が感じる「自分のブログらしさ」を演出するための重要な要素なので、ブログコンセプト(テーマ)に一番合うWordPressテーマを選ぶようにしましょう。

3.ブログコンセプト(テーマ)が決められない人への3つのアドバイス

ブログコンセプト(テーマ)を決めるというのは、ブログ初心者の方にとって簡単なことではありません。

なぜならビジネスで言えば”事業計画書””新規プロジェクト企画”を作り、プレゼンすることであり、そういった経験をしたことがなければできなくて当たり前のことであるからです。

①:自分の適正を知るところから始める

逆に「ブログ初心者なのに最初から効率性を求めるから上手くいかない」と逆転の発想をしてしまいましょう。

回り道をしたっていいじゃないですか、後で書いた記事を削除する羽目になってもいいじゃないですか。初心者の内から「ノーミスで最短で結果を出そう。」と欲張るから手が止まるのです。

100記事書いて70記事を消すことなんてざらにあります。

とりあえず好き勝手に記事を100記事書いて、アクセスが集まった記事以外を全部削除すれば、「自分がどのようなジャンルの記事が得意か」が大体見えてきます。その時に、無駄な記事を書いたと思うのではなく、「自分の適性を知るために必要なことだった」と思いましょう。

初心者の内は、まず思うがままに記事を書く。そして記事を整理し、自分が進むべき方向を見つける。

何を書いていいかわからず、ブログを書く手が止まるくらいなら「行動しながら考える」ということを優先した方がいいです。

沢山行動して「数値」を作る事をまずは心がけましょう。

②:自分の将来像(興味・関心)を重視する

ブログは何を書いてもいいので、どうせならまずは「自分が気になっていたこと」から書き始める事をおすすめします。

なぜなら「個性を生むのは、自分の素朴な疑問や興味であるから」です。

収益性が高いという理由でジャンルを選んでも、それはライバルサイトのコピー(劣化版)にしかならないからです。

でもそれが自分の興味からくるものであれば「いや、それってどうなの?」とか「この場合はどうなんだ?」とか「こうした方が良くない?」といった”自分なりの意見(解釈)”が生まれます。

それこそがGoogleなどの検索エンジンが求める”オリジナルコンテンツ”です。

特別なことなんて書かなくていいんです。

「私はこう思う。」・「私はこうしている。」・「私はこう感じた。」という独自の解釈、自分の感性というものが文章に表れていてれば、それはあなたにしか書けないブログ記事です。

以下の記事では「一般に稼ぎやすいジャンル」ではなく、「あなたが稼げるジャンルを選ぶ方法」についてお伝えしています。

③:将来の最大収益性を重視する

将来のブログサイトの収益性とは「高単価なアフィリエイトがあるジャンルを調べる・稼げる収益化の仕組みを学ぶこと」ではありません。

潜在的に購入に至る読者をどのようなキーワードで囲い込み、どのようなコンテンツへと誘導し、どのように読者教育をして、どのようなフロント商品を購入してもらい、最終的にどのようなバックエンド商品を購入してもらうのか、そしてそのロイヤルカスタマー(ファン読者)に対して、どのような価値を提供し続け、あなたのブログのファンクラブを作り上げるのか?という導線を作り上げることです。

ブログは、ただアフィリエイトを売りつけて「ハイ。終わり。」ではありません。

商品を購入してからも、その商品の使い方を指導するアフターフォロー、その商品を購入した読者が考える次の課題の提示と解決といったように、読者の生活はこれからも続いていきます。

「どこまで読者と付き合い続けられるのか?」

ブログを更新し続け、読者の導線を延長し続けることがブログの収益性を上げる一番大切な要素になります。

まとめ

「一言で自分のブログの紹介をする。」ということは誰でも出来る簡単なことではありません。

ブログのコンセプト(テーマ)設計は、1分プレゼンやエレベーターが上がり切る前に企画内容を説明するということが大手企業で採用されているように、高学歴で高給取りの人たちですら苦戦する非常に難易度の高い作業です。

しかし、それを今すぐに出来る必要はありません。

これから沢山記事を書いて、アクセス解析をして、試行錯誤した1年後・2年後にできていればそれでOKです。ブログのコンセプト(テーマ)は一度決めたら変えれないものではなく、見つかるまで考え続けるものであり、後でいくらでも修正ができます。

もちろんその過程でカテゴリ名を変更したり、その変更に併せて記事の大幅な修正や削除といったことが必要となりますが、それはほとんどの会社でやっていることです。

会社の方針や戦略が定まっている会社なんか少ないほうですし、売上などのデータを見て、どの会社も試行錯誤し続けています。

「これだ!」と思っていても「実際に数値をみたらあれ?」と仮説と全然違うなんてことは普通に起こります。

ブログ初心者の方に一番大切なことは、沢山記事を書いてまずはアクセスデータを集めることであり、沢山の記事を書けば書くほど、早い段階でいろんな数値を手にする事ができます。

初心者の段階で大切なのは、書いた記事全てを当てることではなく、数値を蓄積していくことです。

無駄な努力をしたいと思う人なんか1人もいません。でも初心者の内は無駄な努力を覚悟でまず行動しなければいけません。

練習なしに人は上達することはできません。

その努力を無駄と考えるかはその人次第ですけど、あれこれと考えて行動しない人より、行動して学べる人の方が成果を早く手にする事ができています。

まずは行動する。ブログの書く時間を増やす。その後で作り直す。このプロセスを大切にしましょう。

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