仕事術

【優秀な人かすぐ分かる】有能だと言われる人の特徴まとめ

あなたは「優秀な人とはどのような人だ」と思いますか?

  • 好業績・生産性向上を導ける人
  • 作業能力に優れる・専門知識が豊富な人?
  • 上司の評価が高い・昇進できる人
  • 学習力・飲み込みが早い・要領の良い人?
  • 相手に合わせて話すことが出来る人
  • 責任感があり、自分の意見をズバズバ言える人?

優秀な人とは「単に能力・センスに優れた人」ではありません。

どんなに能力があろうとチーム状況や上司・監督・先輩・先生の指示や方針、目的に従わず好き勝手されれば、「この人は賢いし、能力があるけど使いづらい。一緒に動きたくない。」と思われるからです。

優秀さとは、自分の置かれている状況に強く影響されます。

”「優秀さ・有能さ」を評価するのは、自分ではなく周囲の人間であるからです。

真の優秀さとは一体何であるのか?どのようなスキルなのか?そして具体的にどのような行動や考え方をとればいいのか?についてこれからお伝えしています。

この記事の要約

  • 【人物像】優秀な人とはどのような人か?
  • 【能力・スキル】有能な人の特徴40選
  • 【チェック】優秀・有能度簡易診断チェックテスト
  • 【トレーニング】優秀な人・有能な人になるための方法

最後までご覧になっていただければ「優秀な人になるための方法」・「有能人材の見抜き方(採用)」・「優秀な社員を量産する方法」の3つを理解していただけると思います。

1.優秀な人かどうかがすぐわかる!優秀でない人との違い

優秀な人とそうでない人の差は一体どこにあるのか?

ではまず「優秀な人・有能な人」と「そうでない人」の差はどこで生まれるのか?について比較します。

誰もが「この人優秀だな」とわかる人の行動の特徴

ではまず「この人優秀だな」と思われる行動の特徴からみていきます。

受験勉強時間が少ないのにすぐに点数が上がる。
アルバイトすぐに仕事を覚える。ミスをしない。
スポーツ練習に取り組めばすぐに上達する。
恋愛会話を盛り上げることができ、異性と仲良くなれる。
仕事責任ある役割を与えられたり、難しい仕事を任される。

これが一般的に「要領がいい」・「賢い」・「能力が高い」といわれやすい人の特徴です。

優秀・有能でない「一般人」の行動・考え方の特徴

では逆に優秀でない・普通の人は、以下のような行動をとることが多いです。

受験ひたすら問題集を解く。暗記する。何度も繰り返す。
アルバイト目の前にある仕事を終わらせる。今まで通りの動き方を守る。
スポーツ何度も同じ練習を繰り返し、出来るまで一生懸命頑張る。
恋愛自分の話を一生懸命頑張って話す。
仕事今の自分が出来る範囲で一生懸命努力する。

パッと見れば上記の人は真面目に取り組んでいるように見えます。

しかし、行動や思考に主体性がなく、先輩や上司、先生から言われたことだけをやる「思考停止状態」であるということもできます。

優秀な人とそうでない人の差を生む「主体性」

少ない時間で成長する。相手に喜んでもらう・必要とされるには、なぜ主体性が必要なのでしょうか?

優秀・有能な人たちは以下のような考えを持ち、日々をすごしています。

受験自分が解けない問題だけ・テストに出やすい問題を集中的にやるべき。
アルバイトあの人がその仕事をしているなら、自分は別の仕事を探すべき。
スポーツ自分がしたいプレー・苦手なプレーを意識して練習しなければ上達しない。
恋愛相手がいることなんだから、好みや反応が違うのは当然。
仕事仕事は、上司や先輩、顧客に合わせて自分の行動を変えなければいけない。

上記は全て「指示されたから」・「そう教えられたから」ではなく、自分で考えて行動をする習慣が身についていなければでてこないことです。

優秀な人であるかすぐに分かる5つの特徴

努力しても結果が出ない。それは当然です。

なぜなら「結果から逆算して行動することができていないから」です。

ほとんどの人は「練習や業務内容をこなすこと」が目的になっていて、「得たい成果から逆算して何かしらのアクションを起こす」ということができていません。

本当の意味で「結果にコミットする」とは上記の事をいいます。

結果にコミットして、目的から逆算し、日々の生活に落とし込むためには、「何をしたいか」ではなく「自分は今どういう状況なのか」という自己分析から始める事が大切です。

優秀な人であるかどうかは「以下の5つの考え方が出来ているか」をみればすぐにわかります。

優秀・有能な人材かすぐにわかる5つの特徴

ID概念名短期間で成長するために必要な目標設定力5つ
1状況整理自分の知識・技能・経験レベルを自覚し、客観的に自分を分析できる。
2状況把握恋人や先生、上司・先輩が自分に求めてる事が何かがわかる。
3課題設定相手は自分に対して、どのような評価をしているのかがわかる。
4遂行目標将来的に自分がどう変われば上手くいくかがイメージできている。
5習得目標そのためには、どのような練習をすれば効率がいいのかがわかる。

課題というのは自分の中にあります。

「自分は何が出来て、何が出来ないのか」

「自分のレベルはどのくらいで、次にどのようになりたいのか」

「相手は自分に対して、どのようになる事を求めていて、今自分はどうしてしまっているのか」

ビジネスでは目標設定が大事といわれるのはその通りで、目標が具体的であればあるほど成長スピードは上がります。観察力が高いほど、具体的な目標を掲げることができます。

「知識を増やそうとか、スキルを磨こう。」とする前に、努力すればするほど成果につながる。

そもそもの成長土台である「目標設定の仕方」を学ぶ事が大切です。

2.優秀な人の人柄が優しい・謙虚と言われることが多いのはなぜか?

冒頭で、「社会・組織で優秀な人」と「能力が高いだけの優秀な人」は全く違うということについて、少し触れました。

優秀・有能さとは、何を持って定義するのかについても考えて見ましょう。

優秀さ・有能さの定義

あなたは、どういった瞬間に。この人は優秀だと感じるでしょうか?

  • 後輩や新人に指導し、飲み込みが早かったとき?
  • 指示や指導をして、理解力がずば抜けていた時?
  • 記憶力が抜群で、どんな些細なことも覚えていた時?

これらは全て個人的な能力の話です。しかし残念ながらビジネスでは「個人スキルが高い=成果が出せる」の図式とはなりません。

能力が高いが扱いづらい人間は組織では優秀・有能な人材とはいえない

極論ですが、組織では、例え間違った指示や指導でも従わないといけません。

なぜなら、例外を許してしまうと「マニュアルやルールが崩壊してしまう」からです。それらを改善するには、会社をやめる(チームを去る)か自分が昇進・昇格してから変えるの2択です。

優秀であるがゆえに、「非効率だ。意味がない。」と思う人は沢山います。でもそれを部下がしてしまえば、上司・その上の管理職の人たちの仕事・役割に介入することになってしまいます優秀な人ほど、「会社を見切る・転職する」のはこのためです。

組織での優秀さとは制約条件下で最適な行動を取れる人のこと

会社では、様々な制約があります。これまでの管理体制・マニュアル・ルール。それらは全て同時に変えることなんてできませんし、妥協の元、少しずつ変えていくしかありません。会社員に出来ることは、「上司や先輩が与えるミッションを受け入れ、その中で、最も良い方法を考えること」です。

もしあなたが以下のような行動をとれば、あなたは相手にとって「優秀な人」になることができます。

  • この人が私が理解しやすいように教えてくれる。わかりやすい!この人は賢い!
  • この人は周りに合わせて動いてくれる。この人がシフトに入ってくれると嬉しい!
  • この人は、自分の意図を汲み取って動く。非常に有能な後輩・部下で非常に助かっている!
  • この人は、自分の指導意図を理解して練習に取り組んでいる。この子はチームに必要だ!
  • この人は、私が思う行動をしてくれる。自分が大切にされていると感じる。

優秀な人が優しい・謙虚である理由

優秀な人がもつ雰囲気・オーラというのは、立ち振る舞い・人との接し方に表れます。

ここまでは、自分と関わる人と優秀さの関係性についてみてきました。

次は、結果と優秀さの関係性について考えて見ましょう。

結果を出せる優秀・有能な人材の特徴

結果には必ず原因があります。

なにか行動をしたから、やり方を変えたから結果が変わります。頭の中で思い描くだけでは結果を変えることなんてできません。

  • 指示をしてもその通りにやってくれない。
  • 指導をしたけど、何も変わっていない。
  • 上司や先輩が理解を示してくれない。
  • 同僚との連携が取れない。

こんな状況では、結果が付いてくるはずがありませんよね。結果を変えるには、まず味方を作るということが大切です。

「自分がこうしたい!」と思ったとき、どれだけの人数が理解し、サポートしてくれ、相談に乗り、フォローしてくれるのか。自分の能力を120%発揮できない環境では、どれほど優れた人でも成果を残すことは出来ません。

結果にコミットするから人に優しくなれる

よく優秀な人は嫌われるといいますが、それは嘘です。

真に優秀な人は、妬み・嫉妬という人間の感情にも配慮して行動できているからです。

優秀な・有能な人は以下の5つの感情に気をつけて仕事をしています。

概念名具体例
6自発コミュニケーション自分から挨拶や雑談などの会話を積極的にする
7手助け・サポート相手の仕事を手伝い、役に立つ。
8尊敬・信頼・感謝表明相手へ尊敬・信頼・感謝を伝える。
9相互協力関係構築持ちつ持たれつの関係を作る。
10援助・支援環境整備いつでもお願いが出来る状況を作り上げる。

優秀な人の性格が優しい・ユーモアがある・謙虚である理由

もしも、周りの人から「あいつは気に入られるのが上手い」とか「仕事は出来るけど性格が悪い」と思われたらどうなると思いますか?

  • 同僚や後輩にお願い事をしても後回しにされる、手を抜かれる。
  • 上司や先輩に手回しやフォローなどのサポートをしてもらえない。
  • 仕事に必要な情報を隠される。自分が担当でない仕事を押し付けられる。

自分の今後の仕事がやりにくくなりますよね。

だから自分の作業さえやればいいという思考ではなく、周りに気を使って仕事をしています。

  • あの先輩ならこういう感情になっているかもしれないし、フォローしておくか。
  • 後輩や同僚に相談したり、愚痴などのネタでコミュニケーションをとっておくか。
  • 後輩や先輩,同僚の協力のおかげです、と感謝をきちんと言葉にして伝えておこう。

優秀な人が、立場が下のものにも謙虚に接し、好き嫌いをせず誰に対しても優しく、ユーモアのある性格だといわれるのは、そういった理由からです。

詳しくはこちらの記事

「自分が相手にどう思われているか?」という観察眼を磨くことは非常に重要です。

どれだけ能力が高くても、職場の協力なしに自分の最大パフォーマンスを発揮することなんて不可能です。自分のパフォーマンスを最大限発揮できる要領のよさを磨いていく事が大切で、要領よくなるための方法については以下の記事でお伝えしています。

自分の能力を120%発揮するために要領よく生きることの本質を説明しています。

2.優秀な人であることがすぐにわかる!仕事の準備の特徴

ここからは「じゃあ具体的に何をすればいいの?」という事をお伝えします。

まずは優秀な人の【作業をする前の準備編】の特徴からみていきましょう。

優秀な人材の特徴③:成果を出すための道筋が具体的である

優秀な人は行動する前にまず考えます。必ず目標を立てます。それは以下のようなものです。

  1. ○○の成果を出すには、△△ができるようになればよく、
  2. そのために、効果的な練習メニューを決めることができて、
  3. トレーニングメニューを正しくできているかしっかりと進捗を把握して、
  4. 実際の結果からトレーニング内容を微調整し、
  5. 成果が出るまで諦めず取り組む。

これが「考えて仕事をする」ということの本質です。

概念名具体例
11習得目標自分は○○が出来る人にならないといけない。
12作業メニューそのために○○を意識して作業をする。
13モニタリング練習通りに作業できているかモニタリングする。
14フィードバック実際の成果を練習メニューに反映する。
15努力の継続成果が出るまで諦めずやり続ける

普通の人は「今ある能力でできること」を考えます。失敗したり、上手くいかなくなってから課題意識や改善案を考え出します。しかし、有能な人はそう考えません。「自分が取り組むべき練習メニュー」を考えます。

これができれば、毎日の仕事は繰り返しではなく、成長の連続に変わります。

優秀な人のこいつはできそうだという雰囲気・オーラとは?

もしあなたが上司や先輩だとしましょう。

目にかけている部下や後輩が以下のような話をしていたらどう思いますか?

  1. 今、取り組んでいる作業の進捗(結果)は○○です。
  2. 目標を達成する上で、○○が出来ることになる事が重要だと思っています。
  3. そのために今、○○を意識して仕事をするようにしています。
  4. ただ現状は上手くいっていなくて、手探りで色々試しています。
  5. ただ○○をやってみて、△△になったので手ごたえは感じています。

誰もが「こいつは近い将来、結果は出すはずだ」と感じるのではないでしょうか?

結果とは、やる前からその8割が決まっていて、【目標設定】が重要だといわれるのはそのためです。

優秀な人は、仕事の目標を練習メニューに落とし込むことが出来る人材といえます。

詳しくはコチラの記事

ただ言われた事をこなす。繰り返しの日々をこなす。

優秀な人とそうでない人を分ける差は、スタート地点の知識量・技能・経験ではなく、1を知って10を考えられる学習力の高さにあります。

昇進しても結果を出し続ける。異業種でも活躍する。何をしてもすぐに結果を出せる。それは、1つのことから多くの学びを得られるからでこそです。以下の記事では、飲み込みが早い・頭が本当に賢い・理解力が高いと呼ばれる人の特徴をご紹介しています。

優秀な人の特徴④:相手に合わせた会話が出来る

仕事をスムーズに進める上で、業務スキルを磨くのと平行して、コミュニケーションスキルも併せて磨いていく必要があります。全ての仕事を自分1人でできないし、「いついつまでにこの仕事を終わらせて欲しい」という連携が出来なければ、どうしても作業に待ちの時間が発生するからです。

優秀な人材・有能な人材になるためには、社内外問わず、自分に関係のある人と良好な関係を作るスキルを身に付ける事が必要になります。

概念名具体例
16信念・価値観相手が譲れない・こだわっていることがなにかわかる。
17尊厳・承認点相手が褒められたい・評価されたいことがなにかわかる。
18不満・対立点相手が許せない、受け入れられないことがなにかわかる。
19トラウマ・地雷点相手が避けたい・話題にだしてはいけないものがなにかわかる。
20妥協点相手が妥協できる話の落としどころのラインがわかる。

優秀な人かどうかは会話を聞いていればすぐにわかる

会話を聞いていれば、「この人はコミュニケーション力があるな」ということはすぐにわかります。

同じ事を話していても、話す人が変わったり、話をするタイミングが変われば相手の受け取る印象は大きく変わります。

例えば、嫌いな人と話を聞いているとき、「この人は自分に対してこういうはずだ」とか「こういうことをいいたいんだ」と言葉に対して先入観・警戒心を持ちながら話を聞きます。

だからこそ、自分の話を聞いてもらいたければ「まず相手の話をしっかりと自分が聞く」という事が大切になってくるのです。

「自分に対して好印象を持ってもらう。」

良好な関係であればあるほど、自分の話を誤解せず、深く理解しようと聞いてもらえやすくなります。

詳しくはコチラの記事

コミュニケーションにおいて最も大切なことは「自分が言いたい事を上手く話す」のではなく、「相手の話をまず聞くこと」です。

どれだけ理路整然と話すことが出来ても、相手に聞く気がなければコミュニケーションは成立しません。

相手に話を聞いてもらうようにための方法について、以下の記事で詳しく解説しています。非常に面白いテーマであると思うので、読んでみる価値はあると思います。

3.優秀な人材の仕事・作業の進め方の特徴

では次に優秀な人材・有能な人材の「仕事の進め方」の特徴についてみていきましょう。

優秀な人の特徴⑤:作業をしながら次の準備ができる

あなたは、作業をしている時、どのようなことを考えていますか?

「これが終われば、あれをして・・・」や「こうなれば、こういう対処をして・・・」といったように常に先の事を頭で考えながら手を動かしているはずです。

仕事には、必ずパターンが存在します。

  • あの人はこう動いているから、自分はこう動こう。
  • 今こういう進捗状況だから、次はこれをしないといけないな。
  • もしこういうことになれば、こういう行動をする。

「指示が急に飛んでくる。」という状況は実際にはありえません。

上司や先輩の会話を聞きながら仕事をしたり、周囲の動きをよく見れば、職場の状況というものは把握できます。

優秀な部下・若手社員は「指示が飛んでくる前に、今の作業をしながら、指示が来ればすぐに動ける準備」ができています。

概念名具体例
21平行思考別の事を考えながら、作業を進めることができる。
22パターン予測考えうるあらゆる未来のパターンを予測する。
23未来予測上記の内、どのような指示や依頼をされるか予測する。
24行動予測上記の指示や依頼に対するベストな選択肢を考えておく。
25事前準備作業の合間や手が空いた時間に未来に備えて準備しておく。

優秀な新人・有能な部下が他の社員と何が違うのか

時間は全員に等しく、作業スピードに劇的な差は出ません。

では何が「優秀な人材」と「普通の人材」の差を決定付けるのでしょうか?

それは「作業をしながら思考ができること」と「少しでも手が空けば、時間を有効活用する」の2つです。

  • 「次は○○の指示をされるはずだ。」と今の作業をしながら、次の作業の見通しを持つ。
  • 少しでも手が空けば、先輩に質問したり、段取りなど、次の指示に備える準備をします。

優秀な人材は、3ヶ月も仕事をすれば「この仕事では大体これくらいのパターンがある」・「この状況なら、次は上司や先輩はこの指示をしてくる」という未来を予想することができるようになります。だから事前に準備できるし、指示された段階ですぐに動ける心積もりをしています。

「指示をされてから考える人」と「指示される前に予想をして待ち構えている人」では、指示された後の作業の質に差が出るのは当然です。

詳しくはコチラの記事

以下の記事では的確な指示を出せる人の特徴と指示力を磨くための方法についてお伝えしています。

自分が指示をする立場ではなくても、「どんな指示をされるか」という予想することができれば、あなたの学習能力は劇的に上がります。少ない経験で多くの学びをするための方法について、わかりやすく解説しているので、是非一度は読んでみることをおすすめします。

優秀な人材の特徴⑥:空気を読んで仕事をすることができる

空気を読むというのは仕事でも非常に重要な力です。

  • 今、むちゃくちゃ忙しいのに、話が長い。
  • とりあえず、後で説明するから、指示に従ってくれ。

上記のような上司や先輩の采配に対して、誰もが以下のような感情を持ったことがあるのではないでしょうか?

仕事では、タイミングが非常に重要で、どれだけ正しいことでも「今、それするの?」というタイミングを外せば、それは正しいことではなくなります。

理解するべき時間、すぐに行動に移すべき時間、話し合う時間。

上記の内、どれをすべきかはタイミングが全てです。

概念名具体例
26現場対応「今すぐ」なのか「後で」なのかを考えられる
27理解機会互いに聞きたいことを聞ける時間を後で必ずとる
28作業中断必要であれば、忙しくても作業を中断し話し合う。
29相談機会コミュニケーションを取れる場が定期的にある
30部下感謝感謝していること・申し訳ないと思っている事を伝える

優秀な人・有能な人が周囲を巻き込める人材であるといわれる理由

  • 上司や先輩に聞きたい事を教えてもらいたい。
  • 部下や後輩に自分の指示に従って欲しい。

前者の場合であれば「指示を聞き、後で空いた時間に質問や相談に来る。」のであれば、先輩や上司は丁寧に教えてくれます。「こいつはよくわかっているな。空気も読めるし、やる気もある。」と思ってもらえるからです。

後者の場合であれば「この人は必ず話し合いや自分の意見を聞く時間・機会を定期的に用意してくれる」のであれば、「今、それを聞けない。いえなくてもあとでいえばいいや。」となります。

「人材育成が進まない。」・「報連相が出来ない。」のは、お互いの思いやる気持ちがないのが原因であり、優秀な人は、「上司や先輩」・「同僚や後輩」の間を上手く取り持ってくれます。

優秀な人材・有能な人材がいる職場では、メンバー全員の能力が高く、やる気に溢れ、チームワークが高くなりやすいのは、上記の理由によるところが大きいです。

詳しくはこちらの記事

どれだけ知識や技能があろうとも、成果が出せない人は「優秀な人材・有能な人材」であるとはいえません。結局、最後に求められるのは、周囲を巻き込み動かしていける力です。

以下の記事では実際の現場で成果をリードする現場を動かす力について詳しく解説しています。知識というインプットだけでなく、アウトプットの出し方について、わかりやすくお伝えしているので是非参考にしてみてください。

4.優秀・有能な人が心がけているフォローアップの特徴

終わりとは、次の始まりであり、改善・改良とは振り返りがあって初めて生まれます。

優秀な人は、成功・失敗に関係なく、作業を終えた後の行動にも気を使って仕事をしています。

優秀な人の特徴⑦:相手の納得・賛同をえることができる

「それは自分の力では難しい」・「その指示は不適切だ」・「他の人にいってくれよ」

指示や指導を聞いて、実際に作業をすると必ず文句や愚痴がでます。全員を納得させることはできないし、理解をしてもらうことは不可能です。

そ子で重要になってくるのが「相手の感情に配慮して、お願いをするスキル」です。

指示内容や企画・アイデア、提案・分析力というのは、あればもちろん良いですが、それよりも大切なのが「人を動かす力」です。

概念名具体例
31タスク理解相手の作業負荷や進捗状況を把握した上で話す
32人員状況全体の作業スケジュールや現状を把握した上で話す
33能力・適正相手の能力や適正を把握した上で話す。
34未来どのような未来にするためには、相手の協力が必要であることを説明する。
35お願い強制ではなく、あくまでお願いで、相手の協力や手助けが必要である事を伝える。

優秀な人は相手を納得・理解させる力に長けている

有能な人材は、正論をいえる、客観的に物事を考えられる人材ではなく、相手を納得させられる人です。結論から言えば、どんな間違ったことも相手に受け入れさせることが出来ればいいわけです。

指示や依頼をする時「○○さんの作業が□□なのは理解しているんだけど」と前置きをすることで、相手は「自分の作業状況を理解している上で話している」と認識しています。その上で「他の人の作業状況は○○」で「能力や適正を考慮した結果」、「○○さんがしてくれたら」、「チームはこうなる」と頼まれたらもう断れないですよね。

顧客に対するセールスと仲間に対する交渉の本質は同じです。

どのように話せば相手は受けざるを得ないのか、それを頭の中でシミュレートしてから、話をしていくことが重要です。

詳しくはこちらの記事

わかりやすい説明とは論理的な説明ではなく、相手の感情を理解し、相手の不満や思っていることを聞き入れ、その上でお願いする力です。

仕事では、互いの仕事状況・人間関係、知識・経験・技能といった能力の違いなど、様々な要素が複雑に絡み合っています。そこで大事なのは、正しいか・正しいかではなく、自分のお願いを聞いてもらえるように話を組み立てる力です。この力は、部下や後輩といった立場であっても、上司や先輩に手伝ってもらう、相談を聞いてもらうなど、お願いをする力です。

仕事をする上でかなり重要となってくるものなので、以下の記事も読んでみることをおすすめします。

優秀な人材の特徴⑧:「やってよかった」という感情を持たせられる

指示や指導、お願いというのは、能力的な話だけではなく、感情も含みます。

指示を聞いてよかった。指導されたように動いてよかった。という感情を与えることができれば、「次も頑張ろう」・「頼まれたら断れないな」と思ってもらえます。

概念例
36感想自分がどれほど助かったかを伝える。
37結果相手の行動で未来がどのように変わったかを伝える。
38学習成功・失敗に関係なく、行動によって得られた事を共有する。
39課題今回こういうことを自分が感じ、これに取り組もうよと誘う。
40依頼これからもこういうことをお願いしたいですと頼る。

指示や指導をした後、「Aさんおかげで助かった」という感想、「○○してくれたおかげで□□になったよ」という結果、「今回○○できたよね」というこれまでとの変化(学習)、「今回のことで○○が大事であることがわかった」という課題、「これからも○○をお願いするね」という依頼は、相手に「やってよかった」、「これからももっと頑張ろう」という気持ちを強めます。

優秀・有能な人材の指示や指導、お願いは未来をより良いものにする

この世のあらゆることに通ずることですが、1回目より、2回目の行動の方が、成果は上がりやすいです。

なぜなら、1回目の行動が次につながるからです。

  • 今回でAさんが私に求めている事が何かわかった。
  • 今回やってみて、Aさんが凄く助かったと喜んでくれた。
  • 今回努力してみて、メンバーも凄く評価していたという話だった。

上記の情報はフォードバック(振り返り)と呼ばれるもので、努力した結果を知る事が出来なければ、「次も努力しよう」とはなりません。

PDCAサイクルは、何周も回す事が大事なのであり、1回PDCAをやってみるだけでは意味がありません。

1回やってみる、わかったことがある、修正する、更に気付きを得る。よりブラッシュアップする。1回目より2回目。2回目より3回目。同じ行動をただ繰り返すのではなく、改良することが仕事では重要で、それを自分だけでなく、相手にもさせる力が求められます。

それが褒める力です。

詳しくはこちらの記事

以下の記事では、指示・指導・お願いをする力について詳しく解説しています。

たった1日働いただけで、先輩や上司が「この子はいい子だ助けてあげたい」や後輩や同僚が「こいつの指示や指導なら聞きたい。この人についていきたい。」と思ってもらえるために非常に重要なスキルです。

5.優秀な人になる・有能な人材を増やすためには?

優秀な人の特徴をまとめると以下のようになります。

優秀な人・有能な人材の特徴まとめ

  • 自分に求められる成果・役割・行動を的確に察知できて、
  • 周りのメンバーと良い人間関係を築こうとしてくれている。
  • どのような意識をして仕事を進めるという目標が具体的で、
  • 自分の主張だけをせず、相手に合わせて話が出来、
  • 作業をしながら、頭を動かし、1を知れば10の気づきを得られる人材である。
  • また空気を読む力を長けていて、「今すぐ」と「後で」の使い分けがができ、
  • 相手の事を考えながら、上手にお願いをし、
  • 相手に素直に感情を伝えることができ、周りを巻き込める。

上記のチェックに全て当てはまれば、「優秀だから扱いにくい」とはなりませんよね。

優秀な人になるための方法

上記のように「何が出来ればいいか」さえわかっていれば、どのようなトレーニングが効果的かは見えてきます。

今回の記事で優秀な人の8つの特徴、40の能力概念をご紹介しました。

当記事でご紹介した40の能力を磨く方法に関しては、現在作成中で近日中に公開予定をしています。

優秀な人材を増やすためには

優秀な社員・部下を増やす方法は「採用」と「人材育成」の2つです。

優秀な社員を採用する方法

採用面接では、面接シートなど、ある程度の質問項目を準備されている会社がほとんどですが、「積極性」や「意欲」など非常に抽象的なものがほとんどです。この記事では、具体的に人物像がイメージできるように、とことん掘り起こしたテキストにしていますが、それは面接でも同じです。

御社・貴社で使っている面接シートは、誰が聞いても「こいつは優秀だ」と思えるものでしょうか?

優秀な社員を採用したければ「現地点」の能力よりも「学習能力の高さ」を知ることに特化すべきです。その人はこれまでどのようなことに対し、どのような姿勢で、どのような気付きを得て、どのように成長してきたのか。大事なのは、結果よりもプロセスで、それを聞きだす事が出来れば「これまで他人に自慢できる実績はないけど、学習能力が高いお宝人材」を見つける事ができます。

「面接力(面接で気に入られる力)はないけれど、能力は高い」

中小企業が良い人材を採用するには、現地点では評価されていない隠れた優良人材を見つけることができるかが鍵です。

優秀な社員・部下・若手を育てる方法

これは私の勝手な私見ですがほとんどの中小企業では「ウチの社員は学歴も低いし、やる気もないし」と「自分たちの社員が出来なくて当然」と思っていることが多いです。

それは管理職の方もそうで実際に現場にヒアリングをしているとそうではありません。

「言っても聞いてくれないからやらない」・「前のマネージャーは良い人だったから頑張っていたけど」ときっかけさえあれば、優良人材に生まれ変わる潜在能力がある人がほとんどです。今回ご紹介したように、考え方1つで変わるものです。

例えば、頭は賢いが正論を振りかざす新人に対して「会社が求める賢さはそうじゃないんだ。君が賢いことは十分にわかっている。その賢さをこういう方向に使って欲しい。」といえば、その人は優秀な新人にすぐに生まれ変わります。

論文発表やゼミ研究では、正しい事を証明することこそが正義だと思っており、ただその延長で仕事をしているだけで「会社ではそうではないのか」という気づきさえあれば生まれ変われるからです。

人事考課で大事なのは、ストーリーです。

どういう考え方を持ってもらい、どのような意識で仕事をし、その結果どのような知識や技能を修得してもらいたいのか?

人間の気づきと学習、成長プロセスが盛り込まれていない人事考課や人材育成マニュアルでは上手くいかないのはそのためです。

まとめ

ここまでお伝えした優秀・有能な人材の定義を1言でいうと「巻き込み力」です。

ただ作業が早いだけの人材だと「あの子がいれば楽」、「時間に余裕が出来る」だけですが、周囲の行動を左右する人材であれば、「あの子が休んだ途端噛み合わなくなった」と感じるようになります。

優秀な人材とは麻薬のようなものです。

その子なしでは、コミュニケーションが上手くいかなくなる。連携が悪くなる。指示が通らなくなる。勝手にみんなが動き出すようになる。

その子にいなくなられたら困る。作業力という問題ではなく、代わりが利かない。

優秀さとは、知識でも、業務スキルでもなく、人を動かす生きる力そのものです。

だから異業種に転職しようが、個人でビジネスを始めようが、昇進して仕事内容が変わろうが、すぐに成果を出せます。

人とどのようにコミュニケーションを取り、どのような情報を引き出し、どのように調べ、ためし、正解を見つけていくか?という問題解決のステップは変わらないからです。

優秀な人材になるためには、この記事で紹介した特徴を身に付けるように日々意識して仕事に取り組む事が重要です。

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