法人サイト・個人サイトに関係なく、収益化を目指すのであれば、お問い合わせの設置は必要不可欠です。簡単なお問い合わせフォーム設置の作成であれば、プログラムの知識がない方でも5分もあれば十分です。
しかし、読者【検索ユーザー】のアクションを引き出すためには、問い合わせフォームをカスタマイズが必要になります。
この記事では以下の手順を解説しています。
- wordpress初心者でも5分でできる問い合わせフォームの設置手順
- お問い合わせフォームプラグインのカスタマイズ方法
- 目的・サイトの成長に合わせた問い合わせフォーム作り方の例
それほど操作は難しくないので、読み進めながら作業すれば初心者の方でも大丈夫です。
WordPressでおすすめしたいお問い合わせフォームの作り方
お問い合わせフォームを自作する方法もありますが、日本製で導入が楽チンで、カスタマイズしやすいと3拍子揃った”contact form7"というおすすめのプラグインがあります。
まずは上記のプラグインをインストールし、有効化しましょう。
プラグインのインストールをした事がない方は以下の記事を参考にしてください。
WordPressでメニューにお問い合わせボタンをする設置方法
contact form7をインストール・有効化すれば、管理メニューに【お問い合わせ】が追加されるので、【コンタクトフォーム】をクリックしてください。
すると以下のような画面になり、コンタクトフォーム1の上にマウスを持ってくると詳細タブが開くので、【編集】を押せば詳細設定ページに移ります。
ただインストールした段階で初期設定はすでにしてくれていますので、カスタマイズしない場合は、自動生成されたお問い合わせページをメニューに設置する手順に移りましょう。
お問い合わせボタンの設置は管理メニューの【外観】→【メニュー】をクリックして、【固定ページ】の【▼】を押し、お問い合わせにチェックをいれ、【メニューに追加】をクリックすればお問い合わせボタンの設置ができます。
グローバルメニュー・ヘッダーメニューの設定方法は以下の記事で詳しく解説しています。
お問い合わせフォームのカスタマイズ方法
ではここからはContactform-7のカスタマイズについてみていきます。
編集画面を開くと以下のようなものになります。
英語がずらっと並び難しそうな感じがしますか構造は非常に簡単です。
読者・検索ユーザーが問い合わせやすいように候補を絞る
読者・ユーザーにアクションを起こしてもらうには、あなたはどのようなアクションを読者にとって欲しいのかを明確にする必要があります。以下のようにどのようなお問い合わせなのかを選べる事が出来れば、問い合わせの件数は上がります。
設置方法は非常に簡単で、テキストの追加は<label>表示させたいテキスト</label>でできます。<label>お問い合わせ種別</label>をコピーして貼り付けてください。
そして次にラジオボタンのタブをクリックすると以下の画面が開くので、オプションの欄に箇条書きでどのようなお問い合わせをして欲しいのかのリストを作成しましょう。
Contact form7のカスタマイズは初心者ならこれだけで十分です。contact form7の詳細なカスタマイズは別記事で書く予定をしています。
ユーザーがお問い合わせしやすいようにページをデザインしよう
お問い合わせで一番大事なのは、お問い合わせしやすいようにデザインすることです。
極論を言えば、お問い合わせページを作りこむことではなくて、お問い合わせを気軽にしやすいような気分に読者をさせるかどうかであるからです。
お問い合わせページのデザインは【固定ページ一覧】→【お問い合わせページ】→【編集】から行う事が出来ます。
お問い合わせフォームでの入力セルは【お問い合わせフォーム編集】画面で編集しますが、テキストや装飾はお問い合わせフォームで編集します。
上記のようにテキストを加えるだけでお問い合わせフォームの印象はがらりと変わります。
お問い合わせページに求めるたった2つのこと
お問い合わせページで大事なのは、どのような入力をさせるのではなく「お問い合わせ」というアクションに対する心理的な抵抗(売り込みをされるかも)を排除することだと僕は考えています。
ユーザーニーズを知るためにコミュニケーションをとる
商品やサービスがないブログであっても、記事の感想やこれから書いて欲しいネタなど、そういったお問い合わせテキストを作ることで、自分のブログに訪れた読者が「自身のブログに対してどのような価値を感じているか」を知る事が出来ます。
その声がサービス開発につながることもありますし、記事ネタにもなります。
一切売り込みをかけずに読者の一番の味方になる
案件は読者に対して真に向き合っていれば勝手に入ってきます。
私のブログについて家庭教師をしてくれませんか?という個人案件もあれば、法人ブログのコンサルをして欲しいという依頼など、あなたが料金表を作っていなくても、いくらでやってくれませんか?というオファーを読者からしてくれます。
そのために大事なのは、たった1つで、見返りを求めず、自身のブログに訪れてコンテンツを読んでくれた読者のサポートをすることです。
「私はこの記事を読み、○○をしました。こういう状況ならTakuzoさんはどうしていますか?」
上記のような相談は自分の記事で書ききれていない要素です。そのお問い合わせに答えながら、「この記事をリライトしなきゃな」と思ったり、「こういうサービスは必要なのかもしれない」とアイデアが湧いたり、自分のブログの進む方向性が見えてきます。