wordpressは誰でも簡単に高機能なブログ・WEBサイトを作ることのできるツールです。難しいコードを書けなくても、ボタン1つで問い合わせフォームやSNSとの連動、投稿画面の変更など、自分が使いやすいようにカスタマイズできます。
プラグインのインストールをすることでwordpressの機能追加、SEO強化が簡単に出来ます。
wordpressを使う上で必須の知識となるので、しっかりと抑えておきましょう。
予備知識がない方でも、クリックしていくだけで簡単にインストールできます。
当記事では以下の手順を解説しています。
- プラグインのインストール手順
- プラグインの停止・削除手順
- プラグインのアップデート
初心者の方でもわかるように専門用語は一切使わず、初歩の初歩から解説していきますの安心して読みすすめてくださいね。
WordPressプラグインって何?
昔のHPはサイトを作り上げるために、自分でプログラミングをしなければいけませんでした。自分のHPを持つ、綺麗にカスタムするには、WEBプラグラミングを学ぶ必要がありました。
しかし、WordPressの登場によって、誰でも簡単に綺麗で高機能なサイトを作る事が出来るようになりました。それはプラグインの存在が非常に大きいです。
プラグインとは簡単に言えば、賢い人が作ったプログラムをコピーし、自分のサイトに入れ込む事です。
プラグインのほとんどは無料でインストールできます。「こんな拡張機能のプログラムを作ったよ。是非、あなたのサイトで使ってみて!」といった感じです。
WordPressプラグインのインストール・有効化手順
wordpressプラグインのインストールは、管理画面の左メニューにある【プラグイン】から行う事が出来ます。
wordpressプラグインの入れ方
プラグインの上にマウスを動かすとメニューが開くので【新規追加】をクリックしてください。
すると以下の画面になるので、赤で囲ったセルに【インストールしたいプラグイン名を入力】します。
必ず導入しておきたい必須プラグインに関しては以下の記事で紹介しています。
インストールしたいプラグイン名を検索してお目当てのものを発見したら【今すぐインストール】をクリックしてください。
プラグインは非常に良く似た名前が多いので、プラグイン名だけでなく、作者名までをメモしておくと誤ダウンロードを防げますよ。
インストールをクリック後、しばらく立つと以下のように有効化が表示されるので、【有効化】のボタンをクリックすれば、ワードプレスへの導入完了です。
WordPressプラグインがインストールできない時は
プラグインがインストールできないエラーが起きたとき、想定されるのは以下の3つです。
- WordPressの容量が一杯になっている。
- PHPのセーフモードになっている。
- ディレクトリのパーミッションを設定する。
2と3は、一般の人は起きないので、容量不足が原因である事が多いです。画像を削除したり、画像圧縮のプラグインを導入して軽量化をするか、容量の大きいプランに変更するか、レンタルサーバーの乗換えを検討しましょう。
WordPressサイトでおすすめのレンタルサーバーに関する記事は後日公開予定です。
インストール・有効化したプラグインの管理手順
これまでにインストールしたプラグインは、管理画面の左のメニューの【プラグイン】にカーソルを合わせ【インストール済みプラグイン】をクリックしてください。
これまでにインストールしたプラグインの【停止・削除・更新】がいつでもできます。
有効化しているプラグインを停止・無効化する方法
プラグインを停止させたい時は【無効化】をクリックすればすぐに反映されます。
プラグインが停止できているかに関しては、クリックして【有効化】に切り替わり、背景の色が変われば【無効化】できています。
インストールしたプラグインを削除する
プラグインの削除は、一度【無効化】しなければいけません。
【無効化されているプラグイン】は上記のように【削除】が追加されるので、削除をクリックすればOKです。
wordpressサイトを開設したばかりの人であれば、【Hello Dolly】というプラグインがインストールされていると思います。不必要なので削除しましょう。
プラグインのアップデート・更新方法
プラグインのアップデートの有無は管理メニュー左の【プラグイン】の横に数値に表示されます。
インストール済みプラグインをクリックして、アップデートできる場合は、下部に【詳細表示】と【更新】ボタンが表示されるので、アップデートの詳細情報を確認したのち、更新ボタンをクリックしてアップデートを完了させましょう。
更新ボタンをクリックして、以下の画面が表示されれば更新完了です。
基本的にプラグインはアップデートをおすすめします。その理由は、wordpress本体も常にバージョンが更新され、古いバージョンのままでは正常に動作しないこともあるからです。ただプラグインのバージョンアップは不具合が出た時の事を考えてバックアップをとっておきましょう。
そうすれば、何か不具合が出てもすぐに復旧する事が出来ます。
プラグインのインストールで気をつけたいこと
最後にプラグインをインストールする上での注意点についてお伝えします。
使用するプラグインは必要があるものだけに留めよう
プラグインに慣れてくるとついつい沢山導入したくなる気持ちになりますが、必要最小限にとどめるようにしましょう。プログラムを増やせば、処理が重たくなりますし、サイト表示スピードにかかわります。
また互換性の問題から、テーマとプラグイン・プラグインとプラグインの間で予期できないエラーやトラブルが起きたり、沢山のプラグインを入れすぎるとエラーの原因を特定する事が難しくなるので、興味本位にインストールすることはやめておいたほうが無難です。
信頼できるプラグインの見分け方
プラグインを信頼できるかどうかは、最低でも【有効インストール数】が1万回、できれば10万以上を越えていること。最終更新が1年以内であること。評価が星4つ以上であること。の3点を満たしていなければ、危ないかもしれないと思っておきましょう。
プラグインの動作説明・レビューの見方
レビューに関して【詳細情報】をクリックすれば、プラグインの説明ページに飛びます。
プラグインの概要や具体的に追加される機能が詳細に説明されているので、プラグインのインストールする際には、必ず目を通すようにしましょう。
レビューはページ右の星をクリックすれば見る事が出来ます。
テーマとプラグインの機能の競合に注意する
プラグインをインストールする前に、ワードプレステーマを先にインストールするようにして起きましょう。有名なAIOなどのプラグインはSEO機能を強化するものですが、有料テーマや無料のテーマでもSEOを強化する機能が含まれています。
テーマによっては、プラグインに不具合がでたり、SEOに悪影響を及ぼしてしまう場合もあるので、テーマを先にインストールしてから、そのテーマで推奨されていないプラグインはインストールしないようにしましょう。
あくまでプラグインは、利用しているテーマにない機能を追加・強化する事が目的です。
必ずバックアップをとっておこう
プラグインをアップデートしたり、追加すると予期できないエラーが出たりすることがあります。すぐに気付けば元に戻せますが、発見が遅れたりすると原因が分からなくなり、「元に戻せない。」となってしまわれる方がいます。
そうならないように、真っ先にバックアッププラグインをインストールし、wordpressカスタマイズを行うようにしましょう。
初心者でも5分程度でバックアップができるおすすめプラグインの導入手順は以下の記事で紹介しています。
まとめ
wordpressのカスタマイズとしては、まずはテーマ(テンプレート)をインストールし、そのテーマにはない機能を追加したり、強化するためにプラグインをインストールする事が基本です。
- テーマをインストールする
- そのテーマで推奨されないプラグインを理解する
- そのテーマに含まれない機能をプラグインで追加・強化する
上記の流れに沿ってすすめていきましょう。
最初は、何が起きているかわからないかもしれませんが、しっかりとバックアップを取っておけば、不具合が出てもすぐに元に戻せるので、色々試してみると理解が進むと思います。
プラグインを使いこなすことができれば、PHPの知識がなくても、自由にサイトのデザイン・設計・リニューアルが可能になります。
ブログを書きながら少しずつ様々なプラグインを試し、知識を深めていきましょう。