ブログ運用

ブログ初心者でも魅力のあるブログ記事が書けるようになる15のコツ

  • ブログ記事を書こうとしたものの何から書けばいいかわからない。
  • そもそもブログ記事は何文字くらい書いたらいいの?
  • ブログ記事を書いているけれど、これで正しいのかわからない・・・。
  • やっと1記事を書き終えたけれど、この記事を読んでくれる人はいるのだろうか・・・。
  • ブログネタをみんなどうやって探しているの?書きたいテーマが特にないけど・・・。

ブログを始めると必ず1度は上記のような悩み・不安・迷いを感じる時が出てきます。

しかしそれは誰もが通る道です。

当記事ではブログの書き方について以下のことについてお伝えしています。

ブログの書き方15のコツ

  • ブログ記事を書く全手順【6つのやるべきこと】
  • 良質なブログ記事を書くための5つのポイント
  • 上手なブログ文章を書くための5つの型【ブログライティング】
  • 読みやすいブログ記事を書くための5つのコツ【ブログビジュアル】
  • 良質なブログ記事を書けたかを確認するための5つのチェックポイント

この記事を最後まで読んでもらえれば、ブログ記事を書くために【どのような工程があって】、【どのような意識を持って】、【どのような文章を書き】、【どのようにブログ記事をデザインし】、【どのような部分をチェックすべきか】の全てを理解する事ができるようになります。

良いブログ記事を書くためには「どのようなことを出来るようになればいいか」というゴールさえ見えていれば、短期間でブログを書く力が身に付きます。

是非最後までご覧になってみてください。

1.ブログの書き方【6つの手順】

ではまず【ブログの書き方の全体像】についてざっくりと説明します。

ブログの書き方6STEP

ブログを書く作業は大きく分けると以下の手順で行います。

ブログの書き方6STEP

  • ブログ記事のテーマ(ネタ)を決める。
  • キーワードボリューム調査・キーワード選定を行う。
  • ライバル記事と差別化できるブログ記事タイトルを考える。
  • ブログ記事の目次構成を考える。
  • ブログ記事の本文を書く。
  • ブログ記事をリライトしてアップデートする。

この記事では”⑤の【面白いブログ記事の本文を書き方】”という部分について詳しく解説しています。

ブログ初心者は、まず10記事ほどブログ記事を作成し、”ブログ記事を書く”ということに慣れたら、アクセスを稼げる記事にするためのテクニックを学ぶようにしましょう。

時間があるときに、以下の記事を併せて読んでみることをおすすめします。

高品質なブログ記事を書けるようにための5つのポイント

ブログをこれから書いていく上で、以下の5つのポイントを意識できるかどうかが上達の鍵を握ります。

ポイント①:ブログは読者の検索ニーズを満たすためにある

ブログ記事は”検索ニーズ”を満たす前に存在し、検索ニーズが違えば、ブログ記事に求めることも当然変わります。

以下は読者のGoogle検索を行う際の目的例です。

読者の検索目的の一例

  • ニュースやエンターテイメントなどのトレンドリサーチ
  • 専門的な知識やデータ調査
  • 購入を検討している商品やサービス比較
  • 商品評価やレビューの確認
  • 問題解決の方法や手順を知りたい
  • スキルアップなどの自己啓発

高品質なブログ記事とは【読者が求める情報を提供する記事】であり、どのような構成でブログ記事を書いていけばいいかがわかれば、ブログ初心者でも検索上位を達成する記事を量産することは十分に可能です。

ブログ構成5つの型

ブログの書く手が止まるのは「どのように話を展開をしていけばいいのか?」を上手く考える事が出来ないからです。

ブログ記事には型というものがあり、5つの検索ニーズ毎の”ブログの目次構成テンプレート”について以下の記事でご紹介しています。5つのブログ目次構成の型を知っておけば、初心者でも文章をすらすら書けるようになります。

>>初心者でも簡単にブログが書けるようになる記事構成5つの型(テンプレート)

ポイント②:検索ニーズを満たすことが出来れば文字数はいくつだって構わない

ブログ記事の必要な文字数は、読者が知りたいことさえ書いていれば【1000程度】でもOKです。

逆に文字数を稼ごうと無駄な説明が増えれば、読者にとって読みにくい記事になりますし、記事の質を落とすということにもつながります。文字数を意識するよりも表やグラフ、図解、イメージ画像などを追加したり、ブロックを綺麗に使い分けたりしてビジュアル面を向上させ、視覚的に理解しやすいようにするようにしましょう。

【画像】・【ブロック】・【テキスト】の3つを上手く使い分けることで、簡潔かつリッチなブログ記事を作り上げることができます。

【ブログ記事をわかりやすく綺麗にレイアウト・デザインするコツ】に関しては、この記事の3章で詳しく解説しています。

ポイント③:ブログ記事を書くときに目の前にいる読者を想定しよう

ブログ記事本文で使う言葉ですが、どういう言葉遣い・具体例を使えばいいかは【想定読者(ペルソナ)】によって変わります。

ですます調を使うのか、である調を使うのか、言葉を崩すべきなのか、専門用語を使うべきなのか。

ブログでの言葉の選び方は、普段の会話と同じです。もしもブログ記事を書く前に、以下の5つの質問に対する回答が出来ていれば、ブログ記事でどのような言葉遣いをすればいいかは自然と見えてきます。

ブログを書く前の質問5つ

  • あなたは、その記事を読みたいと思う人は、どんな読者だと思いますか?
  • あなたは、その記事で、どんな口調を使って話すべきですか?
  • あなたは、その記事で、どこまで専門用語を使いますか?
  • あなたは、その記事で、どのような質問を投げかけますか?
  • あなたは、その記事で、どのような具体例を使って説明しますか?

目の前のたった1人の読者を想定し、その人が目の前にいると思って文章を書くことが重要です。

記事を書くための準備

以下の記事では、ペルソナの設定方法と設定したペルソナのブログ記事への落とし込み方について解説しています。アクセスが集まる高品質なブログ記事を書くために必ず必要なことなので、是非お時間がある時に読んでみてください。

>>【ブログペルソナ設定シートと項目記入例】良質な記事を量産する方法

ポイント④:クローラーにとっても読みやすいSEOライティングを心がけよう

ブログ記事は、読者にとってだけでなく、ページランクを決めるために検索エンジンが巡回させている”クローラー”にとっても読みやすい書き方をする必要があります。

それが”SEO(検索エンジン最適化)ライティング”です。

SEOライティングはそれほど難しい話ではありません。

以下の記事で紹介している6つの操作をしっかりと理解するだけでOKです。ただ下記を知らないまま、ブログ記事を更新していくと全ての記事を後で尚大幅な修正をかけないといけなくなるので、必ずWordPressブログでの記事の書き方はしっかりとマスターしておくようにしましょう。

SEOライティング基礎知識

WordPressブログでは、読者だけでなく、検索エンジンにとっても理解しやすい記事の書き方を抑えておく事が重要です。WordPressブログ記事の書き方の基本については以下の記事で紹介しています。

>>【WordPress投稿方法】必ず抑えておきたい6つの操作

ポイント⑤:ブログ記事はPREP法を意識して文章を書こう

ブログ記事を書く上で心がけてほしいのは【書籍や日常会話の構成】と【ブログの書き方】は全く異なるという意識を持っておきましょう。一般的な物語では”起承転結”が大事と言われますが、起承転結の文章は”最後まで読まなければわからない文章”です。

読者は調べ物のためにブログ記事を検索していることがほとんどであり、「この記事には何が書いてあるか?」という要約(結論)がないと読者はすぐに離脱しています。

先に結論を話しておくことで、読者は最後まで読まなくても「これからどのような話をしてくれるのか?」という話の展開を予測することができます。その予測が面白い・有用であると思ってもらえれば最後まで記事を読んでもらいやすくなります。

Point (要点・仮説)○○において、最も重要なものは□□です。その根拠とやり方を解説します。
Reason (理由・根拠)○○において、□□が重要な理由は■■です。その理由を今から解説します。
Example (事例・具体例)例えば、もし○○するなら●●しなければいけません。その時・・・
Point (結論・提案)では最後に○○する際に、おすすめの手順とコツについて解説します。

上記はPREP法といわれるものであり「先に結論を話してからブログ記事の本文に入っていく。」ということを理解してもらえればOKです。

セールスライティング基礎知識

読者に最後まで読んでもらえる文章の書き方のコツは以下の記事でご紹介しています。一般的にセールスライティングと呼ばれるものであり、WEBマーケティング・ブログマーケティングをこれからしていく上で非常に有用な知識となっています。

>>最後まで読みたくなるブログのリード文の書き方

2.わかりやすい文章を書くためのブログライティング5つの型

ここからは本題の”魅力的な文章の書き方:ブログライティング”についてお伝えしていきます。

文章というものにはある程度パターンというものがあるので、代表的な5つの型をご紹介したいと思います。

文章の書き方のテンプレを抑えることで、説得力のある文章を簡単に書く事ができるようになります。

①:原因と結果(~だから~になる)

1つ目の型は「~なので~だ」や「~だから~になる」といった”原因と結果”の文章です。

以下のように「○○の心辺りはありませんか?」という質問を投げかけます。その上で「それは○○が原因なんですよね。」と理由をずばり言い当て、「△△すれば□□に変わりますよ。」と未来に対する希望を持たせることで「この人の話をもっと聞きたい」という期待を持ってもらいやすくなります。

例文

●●する際に、□□になることはありませんか?

それは△△を知らず知らずの内にしていることに原因があります。

△△をしてしまうと、○○が■■になってしまい□□することにつながります。

そこで◎◎をするようにしましょう。

そうすると■■が▲▲に変わるので、☆☆にすることができます。

ブログ初心者の人は”結果(~したほうがいいです)とか(~の方法)”をを書くことに意識が向きがちですが、「なぜそうしないといけないのか?」・「そうなってしまうのはなぜか?」という原因部分を丁寧に書くことで、その後に書く結果(解決方法)がより読者に響くようになります。

上手いブログ文章とは、「語彙力が豊富」・「専門用語を知っている」ではなく、「どこまで具体的に書けるか?」が大事です。

②:行動と動機(~したのは~だからだ)

人間心理に関わるテーマであったり、趣味に関する記事の場合だと明確な答えがない場合があります。

そういった人によって答えが変わるような内容の記事の場合は、”行動と動機(~したのは~だからだ)”という型を使いましょう。

例文

●●の時に□□してしまうことってありませんか?

それは●●の際に、▲▲のように考えてしまうからです。

どうしても●●が起これば、もしかして□□かも知れないと考えてしまうのは誰にでもあることです。

しかし、○○のように考える事ができればどうでしょうか?

○○のように考えるためには☆☆という考え方が非常に重要になってきます。

☆☆の考え方をこれからご説明します。

人間の行動には必ず動機といった目的が存在します。

「なぜそうしてしまったのか?」・「その時どのように考えればよかったのか?」

上記のような行動と動機を丁寧に説明することで、読者を納得させる・腑に落ちる文章を書きやすくなります。

「○○から□□に変えよう。」といったようにbefore-afterを対比するとブログ文章をわかりやすく見せる事が出来ます。

③:仮定と未来(もし~なら~になる)

ブログ記事に訪れた読者のほとんどは「問題あるいは課題を解決したい」・「理想となる夢や目標を達成したい」という”検索ニーズ”を持っています。

いいかえると「今、何かに困っていて、どうすればいいか途方にくれている状態」と言い換えることができます。

そこで必要なのは”仮定と未来(もし~なら~になる)”という解決された未来の姿をイメージできる文章です。

例文

○○したいけれど、▲▲になってしまう。□□しているのに、●●だ。

それは◎◎に原因があります。

もしも○○する際に、☆☆ができるようになっていたら、結果は★★に変わります。

なぜなら○○で、△△を意識すれば▼▼できるようになるからです。

今から☆☆を意識するためのコツについてお伝えします。

今は上手く言っていない理由は何で、どのような手順や考え方・行動に問題があって、何をどのように変えていけば未来はより良いものになるのか?

ブログの文章はネガティブな文章で終わってはいけません。読み進めるのが辛くなってくるからです。

【最後は必ずポジティブな文章を伝えて終わる。】という文章構造をブログ記事では心がけましょう。

④:努力と未来(~すれば~を手に出来る)

ブログに関する記事でも「1万PVをいつ達成できますか?」・「最低何記事くらい書いたらいいですか?」、「文字量は最低いくつくらいあればいいですか?」など、目標に関する質問がとても多いです。

なぜなら人は「どのくらい頑張れば成果を手にする事ができるのか?」というゴールを求めるからです。

結論から言うと、文字量は必要な情報が書かれてさえいれば1000文字でもいいですし、10記事でもすべての記事で検索1位をとれれば1万PV行くときもあります。しかし、200記事かいてもいかない人はいかないですし、必要な文字量は記事の内容によって変わります。

上記のことは誰にでもわかることです。時と場合による。これが全てであるからです。

それでも聞きたい。目安や参考事例を教えてほしい。それが人の本質になります。

例文

○○で□□するには、目安として▼▼をどのくらいすればいいですか?という質問をされる人はとても多いです。

あくまで目安に過ぎませんが、初心者であれば○○を目標にしましょう。

なぜその目標であるかという理由は、○○の目標を達成する頃には、△△できるようになることがほとんどであるからです。

一番大事なのは□□をスムーズに出来るようになることであり、☆☆を意識して行動できるようになる事を目指しましょう。

誰だって無駄な努力はしたくありませんし、やりたいと思っていることを行動に移したいけどできない。

読者の背中を押してあげるための文章が「努力と未来(~すれば~になる。)」になります。

人は「何をどれくらいすれば言い?」という目安を求めるので、To doリストを箇条書きで書くというのは非常に有効になります。

⑤:手順と方法(~の順番で~してください)

自分がこれからやりたいと思っていることに対して、アドバイスを受け「なるほど、わかった。」となっても、いざ自分1人でそれをする時「あれ?次はどうしたらいいんだっけ」だとか「簡単だと思ってたのに全然できない」となる事が大半だと思います。

ブログでもそうで、実際に自分でブログ記事を書き出してみると最初は全然筆が進みません。

それはテンプレートやノウハウというものは、ほとんどが抽象度の高い、概念的なものであるからです。

しかし実際には具体的な作業が伴うので「この場合はどうすれば?」とか「そのテンプレートを自分の話に当て込めない」という課題に直面します。

だからこそブログ記事では”可能な限り具体的に細かな手順を書く”ということが重要になります。

例文

  • 操作方法を伝える時は、画像やイラストを見ればわかるように工夫する。
  • 手順を伝える時は、「これでもか」というくらい細かく工程を分解して教える。
  • 話すなどの相手に依存するものは「◎◎の人にはこう。」など、相手に合わせた対処法を細かく書く。
  • 状況に応じたアクションに関しては、想定されるあらゆるパターンを想定して文章を書く。
  • 方法を伝える時は「◎◎を間違えないように」など、気を付けるポイント・失敗例を併せて書く。

「説明を聞いてもわからない。」のは抽象度が高く、ふわふわした説明になってしまっている事がほとんどです。

良いブログ記事は、100人その記事を読めば、100人が同じ行動を取ります。

「手順・方法」に関するブログ記事を書くときは、”解釈の余地がない細かく指示された文章”を書くことを意識しましょう。

3.読者が読みやすいブログ記事の書き方のコツ

ブログ記事のコンテンツの質は【ブログ記事本文に書いてある情報】だけでは決まりません。

どれだけ良い事があっても、読者に読んでもらえなければ意味がないからです。

読者に最後まで読んでもらうためには、文章だけでなく”デザイン”にも気を配る事がとても大切です。誰でも簡単にすっきりとしたブログ記事が書けるようになる”ブログ記事の見せ方5つのテクニック”をご紹介します。

改行を上手く使って画面に余白を作り出す

文字ばかりの文章というのは、視覚的に圧迫感を与えます。

そのために必要なのが”改行を使って余白を作り出すこと”です。

僕の場合であれば、1つのブロックは最大3行をルールにして、1行・2行・3行の文章を組み合わせるようにしています。

改行を上手に使った例

上記の文章の改行をなくすと以下のようになります。

改行をしない場合

文章に読みなれている方にとっては問題かもしれませんが、ラインやXなど、短文の文章に慣れている方にとっては、視覚的に読み進める事が辛いと感じてしまいます。

1つの小見出しにつき10行程度の文章でまとめる

読みやすいブログ文章を書く上で、「コンパクトにまとめる】というのも非常に重要な要素になります。

僕の場合だと”1つの小見出しにつき、10行以内にまとめる”というルールを意識しています。

コンパクトにまとまった文章の例

長い文章が続くとメッセージが当然ぶれますし、何が言いたいのかわからない文章になりがちです。

1つの小見出しに付き、文章が10行以内にまとまっていると要約がきちんとされている整理されている印象を与えることができます。また小見出しタグ増やすことはSEO的にもプラスになるので、必ず抑えておきたいテクニックの1つです。

イメージ画像を差し込んで空間に遊びを持たせる

ブログ記事のビジュアル面で”イメージ画像を1つ差し込む”だけで見た目的にすっきりと印象を与えることができます。

視覚的な情報というのは文字データよりも圧倒的に情報量が多いです。ブログ記事に書いてあることをイメージ化することで、「こういうイメージを持ってこれからの文章を読んでくださいね」といったように頭の中に思い浮かぶ連想や発想を誘導できるので、自分が思い浮かべているイメージを読者と共有することができます。

上記の場合だと「考え込む図:悩んでいる姿」であったり、「疲れて休んでいる姿」とも捉える事が出来ます。

ブログをこれから書いていく上で「WEBデザイン」というのは非常に重要な要素の1つになります。

図解(モデル図)を活用する

「情報をわかりやすく伝えるテクニック」として”チャート図””図解(モデル図)”があります。

企画案をプレゼンする時など”考え方や手順を1つの絵にまとめる力”は最重要といえるくらい重要なスキルです。

図解があれば【一目でこれからする話の全体像がみえるから】です。

図解を使った例

上記の図解は「記事と記事のかぶり:シナジー効果」を説明するものになります。

これがテキストだけだと「最後まで文字を読まないとわからない」ですが、最初に図解があることで「この記事はこういうことを話すんだな。」と話の内容を予め予想してブログ記事を読み進めることができます。

「全く想像できない話を聞く」のと「話の概要をイメージして話を聞く」のでは圧倒的な理解度の差が生まれます。

情報をわかりやすくキャッチーにまとめて情報を伝えることを意識しましょう。

ブロックを上手く活用したデザインを心がける

「ブログ記事のデザインはWordPressテーマによって決まる」といっても過言ではありません。

当ブログであればAFFINGER6というWordPressテーマを使用しています。

WordPressテーマは、それぞれのテーマで独自ブロックというものが存在しており、それを組み合わせるだけで誰でも綺麗なブログ記事を書くことが出来ます。以下のようにボタン操作で好きなブロックを選択するだけなので、ブログ初心者でも直感でカスタマイズできるようになっています。

ブロックの形や色には意味を持たせる事が重要になります。

「このブロックは引用で」、「このブロックは具体例」、「このブロックはポジティブな情報で」、「このブロックはネガティブな情報が書いてある」といったようにブロックの色や形を見れば、読者が何が書いてあるかが想像できる事が理想です。

そのため自分の感性に合うWordPressテーマを見つける事がとても大事なことになります。

自分に合うテーマを見つけよう

以下の記事では無料・有料それぞれのおすすめワードプレステーマをレビューしています。

テーマ毎にコンセプトは様々なので、自分のブログにあったWordPressテーマを見つける事が出来れば、ブログ記事のデザインを一気に洗練させることが出来るようになります。

4.ブログ記事を書いた後に確認すべき5つのポイント

ここまで”ブログ記事の文章の書き方””ブログ記事のデザインのコツ”についてお伝えしてきました。

最後に、ブログを書いた後にチェックすべき5つのポイントについてお伝えします。

目次を見ただけで読者の興味を強烈に惹きつける

ブログを公開する前に必ずプレビュー画面を開いて「目次」を見るようにしましょう。

目次を見て「読者の興味を惹きそうかどうか」を確認してください。

面白い記事は目次を見ただけで「どのような着眼点で、どのように話を展開していくのか?」がわかります。逆に自信のない記事は「あれもこれもと書きすぎたあまり、情報がばらけていて、色々書いてあるけど、中身のない文章」であることが多いです。

目次を見て「文章がつながっているかどうか」、「ライバル記事と比べて差別化が出来ているかどうか」を確認し、そうでない場合は修正・削除・加筆をするようにしましょう。

簡潔でわかりやすい文章を心がける

良いブログ記事を書くというのは「具体的なテキストを書く」一方で「余計なテキストを省く」という矛盾する2つのことを両立する必要があります。

具体的な事を書かないと「結局何をどうすればいいの?」と読者の悩みを解決することは出来ないですし、あまりにも丁寧に文章を書いてしまうと色々書いてありすぎて文章が読みにくいとなってしまいます。

そこで「20行くらい書いて10行消す」という遠回りな方法をおすすめします。

非効率かと思うかもしれませんが、どの文章は必要で、どの文章は不要かを判断するためにはどうしても経験値というものは必要になります。そのためまずは考えうる限りの言葉を書きなぐってみて、「この文章を消しても意味が通じる。理解に差が生まれない」という場合であればその文章は不要です。逆に「この文章を消してしまうと論点が飛躍しすぎ、イメージできなくなる」のであれば、それは必要な文章・言葉になります。

文章を書いては音読し、「この文章いる?」と思えば削除し、「話いきなり飛んだな」と思えば削除した文章を戻すということを繰り返していく内に、簡潔でわかりやすい文章ができあがります。

1記事1メッセージを忠実に守る

1つの記事で読者に全てを伝えきることは出来ません。

ブログ記事を書いていると、どうしても「この話も入れたい」とか「この説明をしたい」などという発想が出てきますが、「それは別の記事で」という区切りをどこかでつけないといけません。

1記事1メッセージを守るためには、「この記事はどこまで伝えるか」という「記事の上限と下限を決める事」が必要になります。

前提知識が必要な場合であれば、「基礎知識を書いた別記事」を書く必要がありますし、「続きの話」もまた別記事で書く必要があります。

そうした記事の棲み分けをしていくためには「このカテゴリでは全何記事書いて、それぞれの記事でどのようなキーワードを狙うか」というコンテンツ設計が重要になります。

詳しくは別の記事で解説する予定をしています。

内部リンクを上手く使ってコンテンツを充実させる

ブログ記事は”新規記事を公開すれば終わり”ではありません。

むしろ新規記事を公開してからが腕の見せ所です。

先ほどお伝えしたとおり、1記事で伝えられるのは原則1つだけなので、読者を120%満足させるブログ記事を書くためには、関連記事(内部リンク)の充実が非常に重要になります。

内部リンクとは別記事のURLを貼り付けることをいい、この記事でも「ブログのネタの探し方」や「読者を惹きつけるリード文の書き方」などをはじめ「このブログの本文でブログ記事の書き方に関連する要素ではあるけれど、この記事には書ききれない情報」を内部リンクを埋め込んであります。

ある程度新規記事を書き溜めれば「この部分に関連記事を加えよう」など、”ブログ記事の運用”を意識していきましょう。

”検索表示1位を量産する良質な記事へと変えるリライト方法”については以下の記事でご紹介しています。

色やブロックに意味を持たせる

最後に意識してほしいのが”サイトカラー””ブロックデザイン”の統一です。

例えば”記事A”と”記事B”でブロックに使っている色味やブロックが異なれば、サイトを巡回して気持ち悪いと感じます。

色やブロックに意味が感じられないからです。

この人は「こういう時にこのブロックを使う。」・「こういう色の使い方をする」というブログ記事の書き方の癖が、その人のらしさを作り出し、そのブログの個性となります。

そのため「関連記事を使う時はこのブロック」・「要約はこのブロック」といったようなブロックの使い分け、「こういう時は青、この場合は赤」など、色にも自分なりの意味を持たせるようにしましょう。

デザインとは綺麗な画面を作るのではなくて「自分なりの意味づけをして、それぞれの要素を関連付けて整理する」ことです。

それができて初めて「自分のブログサイト」というものが完成します。

まとめ

ここまでブログ記事を書くための20のポイントとコツについてお伝えしてきました。

かなり多くの要素が入り混じり、ブログ初心者の方にとっては「ハードルが高い」と感じられた方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、ブログ記事はいつでも修正(リライト)することができます。中途半端な状態で新規記事を公開しても、読者が訪れない(PVが生まれない)だけで、誰も困りません。

なので、まずはブログ記事を書いてみる。そしてこの記事をもう一度見てもらってこの記事を参考に手直しをする。

上記の繰り返しをしていけば、半年から1年後にはこの記事で紹介した全ての事が当たり前に出来るようになっていると思います。

いきなり完成品を作ろうとするのではなくて、少しずつ進めていく。

それが一番大切です。

ブログ記事を書き、ブログの書き方を勉強して、新しい新規記事を書く際に参考し、新たに気付いたことがあれば既存の記事を手直しする。

ブログを続けていけば、必ず成果が出る日が必ず訪れます。

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